2020.9.20 19:45

天王寺、第97回定期戦で北野に快勝 通算成績66勝29敗2分け

天王寺、第97回定期戦で北野に快勝 通算成績66勝29敗2分け

伝統の定期戦で北野に勝利し、閉会式でカップを受け取る天王寺のFL川崎杏(右から2人目)=20日午後、大阪・花園ラグビー場

伝統の定期戦で北野に勝利し、閉会式でカップを受け取る天王寺のFL川崎杏(右から2人目)=20日午後、大阪・花園ラグビー場【拡大】

 大阪府立の伝統校同士の対戦で、高校ラグビー界最古とされる天王寺-北野の第97回定期戦が20日、花園ラグビー場で行われ、天王寺が24-12で快勝。通算成績を66勝29敗2分けとした。

 大阪府屈指の進学校として知られる両校は、天王寺が2度(1942、50年度)、北野が1度(41年度)、全国を制したラグビーの古豪としての歴史を持つ。1987年度には当時3年生の橋下徹・元大阪市長(51)がWTBで出場していた北野が46年ぶりに全国大会に出場。3回戦まで進み、フィーバーを巻き起こした。

 定期戦は1924(大正13)年1月に始まり、部員不足で試合ができない時期はあったが、一昨年、8年ぶりに復活。コロナ禍の今回はOB会が高校生ラガーの聖地での開催を企画し実現した。

 試合はともに積極的にボールを動かしたが、チャンスを確実にトライにつなげた天王寺が4トライを奪い、北野の反撃を抑えて逃げ切った。

 天王寺の川崎杏(3年)は唯一の女子選手として男子部員に交じって活動し、この日はFLとしてフル出場して勝利に貢献。女子の公式戦出場は認められていないため、集大成の試合となり、「うれしかった。最後の最後で公式戦のジャージーを着て試合に出られ、みんなに近づけた気がする」と感激の表情だった。(月僧正弥)