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【ネクストスター候補(10)】真野泰地、充実の“ステイホーム”を支えた意外な趣味/ラグビー

【ネクストスター候補(10)】

真野泰地、充実の“ステイホーム”を支えた意外な趣味/ラグビー

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ネクストスター候補
トレーニングに励むCTB真野泰地(東芝提供)

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 東海大で主将を務めたCTB真野泰地(23)は今年4月、トップリーグ(TL)の名門・東芝に社員選手として加入した。高校日本代表など世代別の代表に選ばれてきた注目ルーキーは、来年1月開幕予定のTLを見据えて汗を流す日々。新型コロナウイルス感染拡大を受けての自粛期間も、充実の“ステイホーム”だったという。支えたのは、意外な趣味だった。(取材構成・阿部慎)

 昨季の大学選手権で4強に入った東海大で主将を務めた真野が、新たなスタートを切っている。新天地は、昨秋のW杯日本大会で主将として活躍したFLリーチ・マイケル(31)らが所属する東芝。2月から合流し、日々汗を流している。

 「高校や大学とは全くレベルが違うところで、ラグビーができる。挑戦する気持ちを持って、今できることを積み重ねていきたい」

 高校時代はFLでプレー。主将として東海大仰星(現・東海大大阪仰星)高を高校3冠に導いた。U-20(20歳以下)日本代表、ジュニア・ジャパンといった世代別代表にも選出。東海大では高校の途中までプレーしたBKに再転向しただけに、強烈なタックルや泥臭く激しいプレーが持ち味だ。

 「自分にとって、まだ足りていない部分が多くある。今までのプレースタイルに加えて、もっとプレーの選択の幅を広げていきたい」と、ルーキーは意欲を燃やす。

 緊急事態宣言が発令された4月。東京・府中市内に拠点を置くチームも、全体でのトレーニングは制限された。「ステイホーム」が呼びかけられる中、「時間がもったいない」と思い立って始めたのが、ピアノだ。

 音楽に真剣に取り組んだ経験はない。だが「大学の時から始めたいなと思っていた。何歳になってもできると思った」と、ひそかに“たくらんで”いた。この機会に電子ピアノを購入すると、参考書やユーチューブなどを見ながら時には一日に4時間ほど特訓。ロックバンド、モンゴル800の名曲「小さな恋のうた」など、さまざまなジャンルの曲を練習した。

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