2020.7.16 19:19

ラグビー女子の横浜TKM、感染防止へ医療現場で奮闘

ラグビー女子の横浜TKM、感染防止へ医療現場で奮闘

検温するラグビー女子、横浜TKMの永井彩乃(右)=横浜市

検温するラグビー女子、横浜TKMの永井彩乃(右)=横浜市【拡大】

 日本ラグビー協会の森重隆会長らが16日、新型コロナウイルスの感染が拡大する中で医療や介護の現場に従事した医療法人運営の女子チーム、横浜TKMを訪問し、奮闘した選手をねぎらった。緊急事態宣言の期間には本来練習だった時間を勤務にあて、外来患者の検温や症状の確認などを担当。練習が再開された今も感染防止に力を注ぐ。

 選手の多くは医療法人「横浜未来ヘルスケアシステム」の病院や介護施設で勤務しながらラグビーに励む。コロナ患者の治療には直接関わらないが、入り口や受付で不特定多数の人に対応して感染リスクと向き合う状況。フェースシールドなどを着用して検温に携わるSH新原響は「私が感染源になったら多くの人に迷惑を掛けるという怖さがあった」と明かす。

 15人制代表候補だったナンバー8の永井彩乃は3月のワールドカップ(W杯)予選が延期となり、一時目標を見失った。悔しさを味わいながらも検温、消毒作業に取り組み「頑張れる力が自分にあると感じた。ラグビーでも臨機応変に力を発揮できる」と今後に生かす決意を語った。