2020.6.23 05:03

大体大・安藤HCが初指導「ベーシックなスキルにこだわりたい」

大体大・安藤HCが初指導「ベーシックなスキルにこだわりたい」

グラウンドで初めて指導した安藤HC(右から2人目)。自ら手本を示した(撮影・月僧正弥)

グラウンドで初めて指導した安藤HC(右から2人目)。自ら手本を示した(撮影・月僧正弥)【拡大】

 関西大学ラグビーBリーグ(2部)の大体大が22日、コロナ禍による自粛から3カ月ぶりに活動を再開した。今季就任した元日本代表SO、安藤栄次ヘッドコーチ(HC、38)が大阪・熊取町の同大グラウンドで初めて指導。早大時代に日本一を2度経験した新指揮官が、低迷するチームを復活に導く。

 いきなり“安藤流”をのぞかせた。

 「フォロースルーを100%で!!」

 バックス陣のパス練習中、安藤HCが強調したのは、パスのスピードや質ではなく、正しい投げ方だった。

 大体大初の早大出身指揮官が目指すのは、強力なフィジカルを武器に一人一人が力強く前に出る伝統的なラグビーの復活。同時に細かくパスをつなぎ、ボールを動かすことも求めた。

 「パスの投げ方や捕り方、走り方などベーシックなスキルにこだわりたい」

 大学側のコロナ警戒は続いており、この日の練習に参加できたのは94人中約50人。FWとバックスに分かれ、約2時間、みっちりとウエートトレや走り込みなどを行った。

 昨季は入れ替え戦で敗れ、今季は3季ぶりにBリーグで戦う。安藤HCは「初日にしてはきついメニューだったが、モチベーション高くやってくれた」と評価。復活への一歩を踏み出した。(月僧正弥)

安藤 栄次(あんどう・えいじ)

1982(昭和57)年5月14日生まれ、38歳。埼玉県出身。現役時代のポジションはSO、CTB。中1からラグビーを始める。熊谷工高から早大を経てNEC、三菱重工相模原でプレー。早大時代に2度の日本一を経験。2014年に現役を引退し、三菱重工相模原でコーチを務めた。日本代表キャップ13。現役時代のサイズは173センチ、82キロ。