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【コロナに負けない がんばろうニッポン!】大畑大介氏、目標がなくなるのはつらい現実だが「できることを考えて行動して」

【コロナに負けない がんばろうニッポン!】

大畑大介氏、目標がなくなるのはつらい現実だが「できることを考えて行動して」

特集:
コロナに負けない がんばろうニッポン!
2007年8月、日本代表として出場した際の大畑氏。どんな状況でも対応できる準備を、と訴えた

2007年8月、日本代表として出場した際の大畑氏。どんな状況でも対応できる準備を、と訴えた【拡大】

 新型コロナウイルス感染拡大で国民の生活が厳しく制限された中、各界から応援メッセージを送る特別企画。今回はラグビー元日本代表WTBでテストマッチ通算69トライの世界記録を持つ大畑大介氏(44)だ。緊急事態宣言が解除されたとはいえ第2波、第3波を警戒しなければならない今だからこそ、自分ができることを考え、一歩前に踏み出す心の強さを訴えた。(取材構成・月僧正弥)

 新型コロナウイルスの影響で、東京五輪に向けての仕事は全てキャンセルになりました。今は「大畑アカデミー」などのオンライン番組やリモートでテレビ出演するぐらいで、ずっと家にいます。家族との会話を増やし、昼ご飯を作ったりもしています。人がいない朝にジョギングしたり、免疫力を高めるため太陽に当たったりと、自分のできることをやって過ごしています。

 先日、全国高校総体(インターハイ)に続き、夏の甲子園大会の中止が決まりました。目標がなくなるというのは、つらい現実だと思います。でも、やってきたこと、培ってきたことに間違いはない。その財産を生かせるよう、できないことを嘆くのではなく、次の目標を定め、そこに向かってできることを考えて行動してほしい。

 先が見えなくなった経験といえば、僕の場合は2007年のW杯フランス大会があります。当時31歳。最後で最高の大会にしようと思っていましたが、(開幕8カ月前の)1月にアキレス腱(けん)を切った。懸命にリハビリして日本代表メンバーに選ばれましたが、大会の2週間前に逆のアキレス腱を切って出場できなくなった。目の前のものが全てなくなり、どうしたらいいか分からなくなりました。

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  • 07年8月には左足アキレス腱を切断。同年のW杯には出場できなかった
  • 大畑大介氏がホストを務めるオンライントーク番組「Player!Talk大畑アカデミー」(株式会社ディンゴ提供)