2020.1.8 05:02

御所実、4度目決勝も初Vならず…来年度定年の59歳・竹田監督はリベンジ誓った/高校ラグビー

御所実、4度目決勝も初Vならず…来年度定年の59歳・竹田監督はリベンジ誓った/高校ラグビー

敗れた御所実のフィフティーンはリベンジを誓ってグラウンドを後にした

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 第99回全国高校ラグビー大会決勝(7日、御所実14-23桐蔭学園、花園ラグビー場)4度目の決勝進出だった御所実(奈良)は桐蔭学園(神奈川)に14-23で逆転負けし、悲願の初優勝はならなかった。決勝までわずか1トライしか許さなかった鉄壁の防御を崩されたが、来年度に定年を迎える竹田寛行監督(59)は奮闘したフィフティーンをねぎらい、第100回大会での雪辱を誓った。

 またも頂点には手が届かなかった。それでも竹田監督は両目を真っ赤にして選手をねぎらった。

 「最後まで生徒がやりきってくれた。一生懸命やってきたことを、最後までやりきってくれたので満足しています」

 前半4分にモールで押し込んで先制トライ。同16分に追加点を奪い、主導権を握った。しかし、ハーフタイムに選手の疲労を感じ取った将は「足元を見直せ」と指示。不安は的中し、テンポの上がった後半に運動量で上回られ、決勝まで1トライしか許していなかった自慢の防御を崩された。PR島田彪雅(3年)は「後半に体力がなくならない力があった。カバーディフェンスができなかった」と唇をかんだ。

 それでもトップリーグのパナソニック入りする有望株は「しっかりモールを組めて、トライをとれた。やってきたことは出せた。今日、この花園でピッチに立てたことが自分の人生の中で宝物になった」と胸を張る。来年度に定年を迎える指揮官も「ここに立てるように、また頑張ります」と顔をあげた。黒衣の男たちの挑戦は続いていく。 (新里公章)

御所実・FB石岡(3年)「雨でボールが滑り、後半は丁寧にできなかった。モールで攻めるべきだった。キックで逃げたのも反省」

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  • 前半、先制トライを決め、喜ぶ御所実フィフティーン=花園