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早稲田、11季ぶり日本一に王手!23季ぶり早明決勝戦11日国立で新伝説/大学選手権

早稲田、11季ぶり日本一に王手!23季ぶり早明決勝戦11日国立で新伝説/大学選手権

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大学選手権
前半、古賀(右下)のトライに沸く早大フィフティーン。天理大を終始圧倒し、新しい国立競技場での決勝に進出した (撮影・山田俊介)

前半、古賀(右下)のトライに沸く早大フィフティーン。天理大を終始圧倒し、新しい国立競技場での決勝に進出した (撮影・山田俊介)【拡大】

 ラグビー大学選手権準決勝(2日、秩父宮ラグビー場)11季ぶりの頂点に王手!!2008年度以来16度目の優勝を狙う早大(関東対抗戦2位)は、8トライを奪って関西王者の天理大を52-14と圧倒。6季ぶり32度目の決勝進出を果たした。11日の決勝の相手は、東海大(関東リーグ戦1位)を29-10で下した昨季王者の明大(関東対抗戦1位)。ラグビーでは初の試合開催となる新しい国立競技場で、23季ぶりに決勝で顔を合わせる宿敵を打ち破る。

 新春早々、圧巻の8トライ量産だ。満員に近い約2万人が訪れた秩父宮で、早大フィフティーンが躍動。約3カ月半ぶりに公式戦に復帰したCTB中野が“つぶれ役”となって、仲間たちのトライを引き出した。

 「前に出て勢いをつけることと、味方の走るスペースをつくることが役割。周りのみんながトライを取ってくれた」

 186センチ、98キロの屈強な中野が縦に切れ込むと、天理大は2、3人がかりで止めに入る。そこで素早くボールを展開。外側に空いたスペースを、WTB古賀やFB河瀬ら快足自慢のBK陣が気持ちよく駆け抜けた。

 前半24分には、昨年のW杯日本大会でも注目された得意のオフロードパス(相手のタックルを受けながらつなぐパス)で古賀につなぎ、チーム3本目のトライをアシスト。古賀や河瀬は「(中野)将伍さんが入ったことで外のスペースが広がった」と口をそろえた。

 中野は昨年10月の練習中に肉離れを発症。5試合に出場できず、関東対抗戦で全勝同士だった同12月1日の明大戦は7-36で惨敗と中野不在の穴は大きかった。今大会初出場の4年生に、相良南海夫(なみお)監督(50)は「5試合分を取り返そうとするな」と、あえてセーブさせた。黒子に徹した中野は天理大のエースで187センチ、105キロのトンガ留学生、CTBフィフィタを止め続けた。

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  • 前半タックルする早大・中野将伍(左)(撮影・山田俊介)
  • 前半、トライを決め、祝福される早大・河瀬(中央)=秩父宮ラグビー場
  • 前半トライを決める早大・古賀=秩父宮ラグビー場(撮影・山田俊介)
  • 早大・過去10年の大学選手権成績
  • 大学選手権での早明対決
  • 大学選手権・過去10年の優勝校
  • ラグビー・大学選手権優勝回数