2019.12.22 05:03

明大、ヒヤヒヤ突破…今季初1桁得点差 武井主将「修正できるチームに」/大学選手権

明大、ヒヤヒヤ突破…今季初1桁得点差 武井主将「修正できるチームに」/大学選手権

特集:
大学選手権
2人がかりでタックルされながらも突進する山本(中央)。明大は関学大に苦しみながらも勝利し、連覇へ前進した (撮影・桐原正道)

2人がかりでタックルされながらも突進する山本(中央)。明大は関学大に苦しみながらも勝利し、連覇へ前進した (撮影・桐原正道)【拡大】

 ラグビー大学選手権準々決勝(21日、明大22-14関学大、秩父宮)寒空の秩父宮に、ため息が漏れた。下馬評では圧倒的に優勢だった昨季大学王者の明大が、関学大に辛勝。苦しみながらつかんだ4強に、HO武井主将は胸をなで下ろした。

 「勝ち切れたことだけがよかった。次につながるチャンスができた。課題を修正してもっともっと成長していきたい」

 前半7分にWTB矢野が先制トライ。しかし、3分後。自陣でのスクラムから相手BKに簡単に防御網を破られ、5-7と逆転された。その後、トライこそ奪ったが得意とするスクラムで反則を連発。主導権を握り損ねた。

 結局、後半のトライは27分のWTB山崎の1つだけ。関東対抗戦は全7試合で20点差以上をつけたが、今季初めて1桁得点差にとどまった。

 正SOの山沢に代わって1年の斉藤誉が大学選手権に初出場し、司令塔の大役を担った。FWはフルメンバーだったが、BKは他にもWTB山村ら主力が欠場。田中澄憲監督(43)は「決して関学大だからこのメンバーでは決してない。今の時点でのベスト」と“温存”を否定する。それでも、あわや敗戦だっただけに気持ちは引き締まった。

 「対抗戦を通じて厳しい戦い(接戦)はあまりなかった。修正できるチームになりたい」

 武井が力を込めた。準決勝の相手はFW戦を得意とするリーグ戦王者の東海大。2週後の決戦で、王者の姿を披露する。 (阿部慎)

明大を苦しめながらも勝利はならなかった関学大・PR原口浩明主将「力は出し切った。結果につながらなかったことは自分たちの力不足。だが、未来につながる試合はできたと思う」

試合結果へ試合日程へ組み合わせへ

  • 試合に勝利した明治大の選手ら=秩父宮ラグビー場(撮影・桐原正道)
  • 前半、先制トライを決める明大・矢野湧大=秩父宮ラグビー場(撮影・桐原正道)
  • 前半、先制トライを決める明大・矢野湧大=秩父宮ラグビー場(撮影・桐原正道)
  • 後半、突進する明大・箸本龍雅=秩父宮ラグビー場(撮影・桐原正道)