2019.12.2 05:00

【ホイッスル 吉田義人】明大は大学選手権でも堂々の本命

【ホイッスル 吉田義人】

明大は大学選手権でも堂々の本命

特集:
ホイッスル 吉田義人
後半、トライを決める明大・武井日向(下) =秩父宮ラグビー場(撮影・福島範和)

後半、トライを決める明大・武井日向(下) =秩父宮ラグビー場(撮影・福島範和)【拡大】

 関東大学対抗戦(1日、明大36-7早大、秩父宮)明大らしさを存分に出し切っての快勝だった。W杯で優勝した南アフリカのように肉体の強さを前面に出し、それに緻密さや精度の高さが加わった。学生では止め切れるチームがなかなか見当たらない。

 レベルの高さを証明したのは、後半2分のHO武井のトライにつなげた一連の動きだ。ラックからのパスを受けたLO箸本が、おとりで走り込むFL繁松の後ろのSO山沢にパス。スペースに走った武井につないだ。おとりの走り方、その裏を通すパスのタイミングなど、練習を重ねないとできるプレーではない。

 慶大、帝京大、早大を相手にした終盤の3試合で、計3トライしか許さない防御力もあり、大きな死角は見当たらない。大学選手権でも堂々の本命だが、対抗馬は関西を制した天理大。スーパーラグビーの日本チーム、サンウルブズに選ばれたCTBフィフィタら外国選手に対抗するためには、もっと前に出て、なおかつ包囲網を崩さない防御が必要になる。 (元日本代表WTB、7人制チーム「サムライセブン」代表、明大OB)

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  • トライを決めた主将の武井(左)に仲間が駆け寄って大喜び。明大は21年ぶりの全勝優勝を達成した(撮影・福島範和)