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大逆転!早大、9年ぶり帝京大撃破 スコアも同じ…まるで15年W杯南ア戦のような“奇跡”/関東対抗戦

大逆転!早大、9年ぶり帝京大撃破 スコアも同じ…まるで15年W杯南ア戦のような“奇跡”/関東対抗戦

特集:
関東大学対抗戦
パスを出すSH斎藤(中央)。早大はロスタイムに逆転し、帝京大から公式戦9年ぶりの勝利を挙げた (撮影・中井誠)

パスを出すSH斎藤(中央)。早大はロスタイムに逆転し、帝京大から公式戦9年ぶりの勝利を挙げた (撮影・中井誠)【拡大】

 関東大学対抗戦(10日、早大34-32帝京大、秩父宮)2万94人の観衆が詰めかけた中、早大が帝京大との4戦全勝同士の激突に34-32で逆転勝ち。公式戦で2010年以来9年ぶりに帝京大から勝利を挙げた。ラストプレーでSH斎藤直人主将(4年)が決勝トライ。早大はW杯で初の8強進出を果たした日本のように、“ONE TEAM”(1つのチーム)に成長しての劇的勝利で、慶大を40-3で下した明大と並び5戦全勝とした。

 ラックの前が空いたのを見逃さず、早大のSH斎藤がインゴールに躍り込んだ。29-32で4分とアナウンスされた後半ロスタイムは5分を経過。ガッツポーズの斎藤を、歓喜する赤黒ジャージーの集団がのみこんだ。

 「最後は自分がグラウンディング(地面にボールをつける)しただけ。みんなが仕事をして取らせてくれたトライです」

 かつて大学選手権9連覇も遂げた帝京大には、公式戦では2010年の対抗戦に33-14で勝って以来、9年ぶりの勝利。大学選手権、春季大会も含めた連敗を15で止めた。相良南海夫監督(50)は「勝ち切ることを信じて頑張ってくれた」と選手たちをたたえた。逆転までの流れも、最終スコアも、15年W杯で日本が南アフリカから大金星を奪ったときと同じだった。

 日本が史上初めてベスト8に駒を進めたW杯の熱は冷めやらず、この日は2万94人の大観衆が秩父宮を埋めた。早大も日本のような「ONE TEAM」で難敵に立ち向かった。

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  • 斎藤の劇的な逆転トライに早大フィフティーンは歓喜(撮影・山田俊介)
  • 後半、逆転の決勝トライを決め、祝福される早大・斎藤(中央・9番)=秩父宮ラグビー場(撮影・中井誠)
  • 後半、逆転の決勝トライを決め、喜ぶ早大・斎藤直人(左)=秩父宮ラグビー場(撮影・中井誠)