2019.10.14 05:06(1/2ページ)

歴史変えた!日本が史上初の8強、4連勝で1位突破/ラグビーW杯

歴史変えた!日本が史上初の8強、4連勝で1位突破/ラグビーW杯

勝利が決まった瞬間、(左から)松島、中島、坂手、トンプソンは全身で喜びを表現した (撮影・松永渉平)

勝利が決まった瞬間、(左から)松島、中島、坂手、トンプソンは全身で喜びを表現した (撮影・松永渉平)【拡大】

 ラグビー・ワールドカップ日本大会1次リーグA組(13日、日本28-21スコットランド、日産ス)歴史の扉をこじ開けた! 1次リーグA組で世界ランキング8位の日本が、同9位のスコットランドに28-21で勝利。無傷の4連勝とし、同組首位で悲願の8強入りを果たした。1987年の第1回大会から出場し、世界の壁にはね返され続けてきた日本。アジア初の開催国となった今回、9度目の挑戦がついに実り、試合後の世界ランクは過去最高の7位に浮上した。20日に東京・味の素スタジアムで行われる準々決勝では、前回2015年大会で金星を奪ったB組2位、世界5位の南アフリカと顔を合わせる。

 熱気は最高潮に達していた。28-21と7点リードで迎えた後半39分。日本は自陣深くでのラックでボールをキープし続け、6万7666人のカウントダウンが響く。後半40分を経過。FB山中が蹴り出すと、腕を突き上げた。横浜の夜空に桜の凱歌(がいか)「ビクトリーロード」が響き渡った。

 「非常にうれしい。台風で被害に遭った人たちに、僕たちの戦いで少しでも勇気を与えられた。今日は気持ち、フィジカルの強さで勝った」

 主将のFLリーチが日本の快挙に胸を張った。台風19号の影響で開催も危ぶまれた大一番。中止となれば引き分け扱いで日本の決勝トーナメント進出はきまったが、そんなことは誰の脳裏にもない。過去1勝10敗と苦しめられたスコットランド撃破に全員が燃えた。

 前半6分に相手SOラッセルにトライを奪われたが動じなかった。新しい武器であるタックルを受けながらつなぐ「オフロードパス」で攻撃のリズムを作る。0-7の前半17分、左サイドでWTB福岡が倒れ込みながらWTB松島につなぎトライ。快足の“ダブルフェラーリ”が反撃を告げた。

 今大会初先発だったWTB福岡は、その後に2トライの大活躍。チームは波に乗った。追い詰められたが7点差のまま、終盤20分間を戦い抜いた。

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