2019.9.29 05:05(1/3ページ)

日本が世紀の大金星!世界2位アイルランド撃破、悲願8強見えた/ラグビーW杯

日本が世紀の大金星!世界2位アイルランド撃破、悲願8強見えた/ラグビーW杯

優勝候補のアイルランドを撃破した日本代表フィフティーンは大喜び。再び世界に衝撃を与えた (撮影・山田俊介)

優勝候補のアイルランドを撃破した日本代表フィフティーンは大喜び。再び世界に衝撃を与えた (撮影・山田俊介)【拡大】

 ラグビー・ワールドカップ日本大会1次リーグA組(28日、日本19-12アイルランド、静岡)世紀の大金星だ! ラグビーのW杯1次リーグA組で世界ランキング9位の日本が、世界2位で優勝候補のアイルランドに19-12で逆転勝ちした。前回2015年イングランド大会で優勝2度の南アフリカを破り、“W杯史上最大の番狂わせ”と呼ばれた勝利から4年。再び世界を驚かせた日本は2連勝で勝ち点を9に伸ばしてA組首位に立ち、試合後の世界ランキングは過去最高の8位に浮上。初の8強入りへ大きく前進した。次戦は10月5日に世界15位のサモアと愛知・豊田スタジアムで顔を合わせる。

 空気は一瞬にして沸き上がった。試合終了の笛がスタジアムに鳴り響くと、4万7813人の地鳴りのような歓声がこだまする。1次リーグA組最強のアイルランドに大金星。桜の戦士は勢いよく、天に腕を突き上げた。

 「本当に素晴らしい結果。選手を誇りに思う。このために練習してきたので、結果が出てよかった。歴史に残る試合だ」

 ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC、49)が、誇らしげに分厚い胸板を張った。

 序盤は相手のペースだった。前半13分、同20分とトライを献上。だが、敵の見せ場はここまで。勝利を呼んだのは、日本のスローガンである“ワンチーム(一つのチーム)”の姿勢だった。

 日本は同30分に、NO・8マフィが右脇腹を押さえてうずくまる緊急事態。交代したのが、FLリーチ主将だった。後半に“切り札”として起用する狙いが、予定より早い登場。それでも「いつでも出る準備はしていた。入ったときに必ずインパクトを残すことを意識していた」。ロシアとの開幕戦は精彩を欠いたが、攻守に奮闘。チームを背中で引っ張った。

【続きを読む】

  • 前半、途中出場した主将のリーチ(中央)は相手を引きずりながら突進した(撮影・川口良介)
  • 試合に勝利し写真撮影に応じる日本代表フィフティーン=28日、静岡スタジアム(撮影・川口良介)
  • 後半、コンバージョンゴールを決める日本・田村=28日、静岡スタジアム(川口良介撮影)
  • 後半、突進するムーア=静岡スタジアム(撮影・蔵賢斗)
  • 後半、突進する田中=静岡スタジアム(撮影・蔵賢斗)
  • 試合に勝利しスタンドに挨拶するリーチら、日本代表フィフティーン=28日、静岡スタジアム(川口良介撮影)
  • 後半、突進するリーチ(中央)=静岡スタジアム(撮影・蔵賢斗)
  • 後半タックルする日本・堀江(上)=静岡スタジアム(撮影・山田俊介)
  • 後半、突進する日本・中村=静岡スタジアム(撮影・松永渉平)
  • 後半、福岡(左)のトライを祝福する中村(中央)=静岡スタジアム(撮影・山田俊介)
  • 後半、逆転のトライを決める福岡=静岡スタジアム(撮影・蔵賢斗)
  • 後半ボールを出す日本・流大=28日、静岡スタジアム(川口良介撮影)