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【W杯ウォッチャー】宇宙飛行士・星出彰彦氏、開幕戦勝利に「日本の底力を感じた」

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宇宙飛行士・星出彰彦氏、開幕戦勝利に「日本の底力を感じた」

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ロシアに勝利し、スタンドの声援に応える日本フィフティーン=味の素スタジアム

ロシアに勝利し、スタンドの声援に応える日本フィフティーン=味の素スタジアム【拡大】

 宇宙飛行士の星出彰彦氏(50)が21日、前日20日に行われたラグビーW杯日本大会開幕戦、日本対ロシアの「観戦記」をサンケイスポーツに特別寄稿した。星出氏は慶大の理工学部体育会ラグビー部出身で、2008年の初飛行では初めてラグビーボールを宇宙に持ち込んだ。WTB松島幸太朗(26)=サントリー=の3トライの活躍で、日本が30-10で勝利した瞬間を会場の東京・味の素スタジアムで見つめた星出氏は「全身に鳥肌が立った」と感動を振り返った。

 「いけー!!」。松島選手の有言実行のハットトリックに、どこを見渡しても大盛り上がり。みんな立ち上がっていました。ビールを片手に私も、隣にいた慶大時代の友人たちも気づいたら叫んでいました。守備の間を抜けるあの瞬間…。全身に鳥肌が立ちましたね。これまでW杯はテレビで見てきましたが、生で見るのは初めて。素晴らしい雰囲気でした。

 日本代表は前半、ミスが続いていました。自然体、平常心の難しさを感じましたね。われわれ宇宙飛行士もいざ本番になると、緊張して想定外のことが起きます。だからこそ、準備をしておかないといけません。準備は裏切りません。今までやってきたことを遂行するために準備が必要ということを、日本代表から改めて感じました。開幕戦の勝利は、その底力を感じましたね。

 スタンドには桜のジャージーを着ている方が多かったですが、世界中からたくさんのファンが集まっていました。まるで宇宙服のような格好をしたロシアのファンもいて、親近感がわきましたね。今まで2回宇宙に飛び、いろいろな景色を見てきましたが、開会式も含めてW杯は美しかった。でもまだ始まったばかりです。これから感動的な試合がたくさん始まります。日本で見ることができて幸せですね。

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