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W杯あと10日、“泣き虫先生”山口良治氏「感動でいっぱいになったら」

W杯あと10日、“泣き虫先生”山口良治氏「感動でいっぱいになったら」

2001年1月7日、花園を制して伏見工フィフティーンに胴上げされる山口氏

2001年1月7日、花園を制して伏見工フィフティーンに胴上げされる山口氏【拡大】

 その教えは『信は力なり』という座右の銘に基づく。「信じてもらい、任せてもらったらうれしい。だから信じることは力になる」と言い切る。京都工学院高に校名が変わった現在も、その言葉は息づく。

 W杯開幕まで10日。“スクール☆ウォーズ魂”を胸に戦う桜の戦士が、目標に掲げるベスト8へと突き進む。悲願を達成する瞬間を、“泣き虫先生”は信じて待っている。

★山口氏の近況

 京都工学院高のラグビー部総監督として、8月の夏合宿に参加した。毎年夏には故郷の福井・美浜町で、小学生のためのラグビー大会を企画。「山口良治杯美浜町少年ラグビー大会」(愛称美浜カップ)と題した大会で、今年で5回目を迎えている。W杯日本大会は会場でなく、テレビで観戦予定という。

★スクール☆ウォーズ

 1984年10月6日から85年4月6日に、TBS系で放送されたドラマ。副題は「泣き虫先生の7年戦争」。山下真司主演。伏見工高ラグビー部と同部監督の山口良治(現総監督)をモデルにした馬場信浩の小説『落ちこぼれ軍団の奇跡』をもとに制作され、荒れた高校の無名ラグビー部が、1人の教師が赴任してからわずか数年で全国優勝を遂げるまでの軌跡を描いた。

山口 良治(やまぐち・よしはる)

 1943(昭和18)年2月15日生まれ、76歳。福井県出身。若狭農林高でラグビーを始め、日体大-京都市役所。FLとして活躍し、日本代表キャップ13。75年に伏見工(現京都工学院高)ラグビー部監督に就任し、79年に花園初出場を果たすと、総監督も含め4度の全国優勝、2度の準優勝に導いた。

試合日程へ代表メンバーへ

  • W杯日本大会の開幕を楽しみにする山口氏。教え子の活躍を期待した(撮影・永田直也)
  • 田中史朗
  • 2003年元日の全国高校大会・日川(山梨)戦でトライを挙げる田中(中央)
  • 松田力也
  • 伏見工高出身の主なラグビー選手