2019.9.10 05:04(1/2ページ)

W杯あと10日、“泣き虫先生”山口良治氏「感動でいっぱいになったら」

W杯あと10日、“泣き虫先生”山口良治氏「感動でいっぱいになったら」

W杯日本大会の開幕を楽しみにする山口氏。教え子の活躍を期待した(撮影・永田直也)

W杯日本大会の開幕を楽しみにする山口氏。教え子の活躍を期待した(撮影・永田直也)【拡大】

 ラグビーのW杯日本大会は、20日の開幕まで10日に迫った。高校ラグビー部を舞台に、1980年代に一世風靡(ふうび)したテレビドラマ「スクール☆ウォーズ」のモデルにもなった“泣き虫先生”こと伏見工(現京都工学院)高の総監督、山口良治氏(76)がサンケイスポーツに登場。今大会に出場する教え子の日本代表SH田中史朗(34)=キヤノン、同SO松田力也(25)=パナソニック=に“スクール☆ウォーズ魂”での活躍を期待した。(取材構成・月僧正弥)

 “泣き虫先生”にとってもW杯は夢舞台だ。1984年の「スクール☆ウォーズ」放送開始から3年後の87年に、第1回大会が開催。観戦のため何度も海外へと足を運んだ。そしていよいよ、自国で開かれる楕円(だえん)球の祭典。山口氏も胸を膨らませる。

 「各国が一堂に集まる。それも日本でというのは素晴らしいこと。たくさんの人にラグビーを知ってもらって、感動でいっぱいになったらいいなと思います」

 75年に伏見工のラグビー部監督に就任。熱血指導で荒廃した高校の弱小ラグビー部を、わずか数年で全国屈指の強豪に生まれ変わらせた。

 中でも有名なのは、2016年10月に53歳の若さで急逝した「ミスターラグビー」こと平尾誠二氏率いる80年度の、初の全国制覇。数々の名選手を育てた名伯楽だ。

 今大会には2人の教え子が挑む。3大会連続出場となるSH田中と、初出場のSO松田だ。

 ベテランの田中には、日本代表の精神的支柱として期待が懸かる。その高校時代を「パスが速いし、FWの操り方もうまかった」と目を細めた。一方、松田は「タックルもいいし、走攻守のバランスが取れている」。“平尾2世”との呼び声高い逸材が、ついに大舞台に挑む。

【続きを読む】

  • 2001年1月7日、花園を制して伏見工フィフティーンに胴上げされる山口氏
  • 田中史朗
  • 2003年元日の全国高校大会・日川(山梨)戦でトライを挙げる田中(中央)
  • 松田力也
  • 伏見工高出身の主なラグビー選手