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【桜戦士の恩師を訪ねて】NO・8姫野、伸び伸び育ったパワーの怪物

【桜戦士の恩師を訪ねて】

NO・8姫野、伸び伸び育ったパワーの怪物

特集:
桜戦士の恩師を訪ねて
フィジカルの強さを生かした突破力が持ち味の姫野。W杯での活躍が期待される

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 9月20日開幕のラグビーW杯日本大会で若手のホープとして期待されるNO・8姫野和樹(25)=トヨタ自動車=は、高校時代から力自慢。愛知・春日丘高(現中部大春日丘高)入学時にはベンチプレス135キロ、スクワットは200キロを挙げた。指導に当たった宮地真監督(53)は飛び抜けたパワーに、プレー中は自由な動きを許した。伸び伸びと育った“怪物”が、ベスト8の壁をぶち破る。(取材構成・阿部慎)

 姫野の名は中学時代、愛知県中に知れ渡っていた。身長185センチ、体重90キロと体は大きく、肉体的な強さも規格外。入学を希望してきた少年に、宮地氏は期待せずにはいられなかった。

 「こういう子が日本代表になると思った。中学校の大会で見て、体格から飛び抜けている。(レベルが)中学生ではなかった」

 すでにベンチプレスは135キロ、スクワットは200キロを挙げた。50メートルは6秒4。入学当初はじっくり育てる予定だったが、想像を超える素質に変更した。5月にはNO・8で試合に出させたのだ。「(相手を)2、3人引きずる。外国選手なみですよ」。早々からチームの中心に立った。

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  • 姫野を育てた中部大春日丘高の宮地監督(撮影・阿部慎)