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【桜戦士の恩師を訪ねて】SH流、ラグビーへのひたむきさは少年時代から

【桜戦士の恩師を訪ねて】

SH流、ラグビーへのひたむきさは少年時代から

高校時代からリーダーシップのあった流。W杯のピッチを狙う

高校時代からリーダーシップのあった流。W杯のピッチを狙う【拡大】

 9月20日開幕のラグビーW杯日本大会で、自身初の大舞台を目指すSH流大(ながれ・ゆたか、26)=サントリー。熊本・荒尾(現・岱志=たいし)高時代に指導した徳井清明監督(52)は、初めて会ったときから将来の日本代表としての資質を見抜いていた。(取材構成・月僧正弥)

 出会いは偶然だった。別の選手のスカウト目的で訪れた中学生の試合で、徳井監督は1人のSHに心が奪われた。

 「試合中、ずっと指示を出していた。常に判断しているということ。この子は日本代表になれると思った」

 そのSHこそ流だった。福岡から熊本への越境入学を決意させると、人の話を聞き、すぐに実行する素直さに驚かされた。「『ジャパンになる』と書いた紙を家の中の一番長くいるスペースに張りなさいと言うと、その通り自宅の居間に張っていた」と明かす。

 入学直後の4月にはレギュラーを獲得。上級生の反感を買わないよう「面倒なことを率先してやりなさい」と言えば、放課後に誰よりも早くグラウンドに駆けつけ、道具の用意など練習の準備を行った。

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  • 徳井氏は流を一目見て、将来の日本代表と直感した(撮影・月僧正弥)