2019.8.12 05:02

リーチ、母の故郷・フィジーへ“里帰り” 主将につかの間の休息

リーチ、母の故郷・フィジーへ“里帰り” 主将につかの間の休息

長女の真依ちゃんを膝に抱き、集まった親類約50人と笑顔のリーチ(中央)。英気を養った (撮影・阿部慎)

長女の真依ちゃんを膝に抱き、集まった親類約50人と笑顔のリーチ(中央)。英気を養った (撮影・阿部慎)【拡大】

 【タブア郊外(フィジー)11日=阿部慎】ラグビー日本代表主将のFLリーチ・マイケル(30)=東芝=が、母・イヴァさん(59)の故郷を訪問。前日10日のパシフィック・ネーションズ杯最終第3戦・米国戦で2トライを挙げて34-20の勝利に貢献し、日本を5年ぶりの優勝に導いたヒーローを親類約50人が出迎えた。リーチを除く日本代表は帰国の途に就き、12日に帰国。18日からの北海道・網走合宿に備える。

 ゆったりとした時間が主将の心と体を癒やした。リーチが“故郷”を訪問。前日10日にはパシフィック・ネーションズ杯の米国戦を終えたばかりで、つかの間の休息を過ごした。

 「自然があってリフレッシュできる。楽になります」

 訪れたのは、フィジー出身でニュージーランドに暮らす母・イヴァさんの故郷近く。首都スバから車で約4時間かかるタブア郊外の村で、現在はニュージーランド出身の父・コリンさん(62)が建築技術を現地の人に教えるため在住。自ら山中に家を建て生活を送っている。

 そのため、リーチも幼少期からたびたび訪れていた。「ラグビーを完全に忘れます」。競技から離れ、スイッチをオフにする場所だ。

 この日は妻・知美さん(31)、長女・真依ちゃん(5)も同行。親類からは現地料理で歓待された。主食のタロイモや鶏肉、パイナップル。当地の伝統的な飲み物「カバ」も振る舞われた。コショウ科の木の根を乾燥させて砕き、水に溶いたもの。本場の味を楽しんだ。

 日本は世界ランキングが、過去最高に並ぶ9位になることが決まった。主将は「うれしい。トップ10に入ったことは大したこと。日本は間違いなく強くなっている」と胸を張る。

 18日からは北海道・網走合宿に入る。「いいスタートを切れるように準備したい」。9月20日開幕のW杯で、日本から朗報を届ける。

  • フィジーの伝統的な飲み物「カヴァ」を飲み干すリーチ(手前は長女・真依ちゃん)
  • (左から)母・イヴァさん、父・コリンさん、妻・知美さん、長女・真依ちゃん、マイケル
  • リーチは馬にまたがり、親族の挨拶に応えた
  • 現地料理に舌鼓