2019.8.10 15:32

日本が米国破り8年ぶり優勝、W杯へ弾みつくPNC3連勝

日本が米国破り8年ぶり優勝、W杯へ弾みつくPNC3連勝

後半、トライを決める日本代表・リーチ=スバ(共同)

後半、トライを決める日本代表・リーチ=スバ(共同)【拡大】

 ラグビーのパシフィック・ネーションズ杯(PNC)最終戦、2戦全勝同士の日本-米国は10日、フィジー・スバで行われ、日本が34-20で勝利。3戦全勝として、大会方式は違うが2011年以来8年ぶりの優勝を飾り、9月20日開幕のW杯へ弾みをつけた。

 日本は15年W杯に続く米国戦2連勝で、通算は10勝13敗1分けとなった。

 前半3分に日本は、米国陣深くからのラインアウトでモールを組み、押し込んでFLリーチ・マイケル主将が先制トライ。SO田村優のゴールも決まり、7-0とした。田村は9分にPGを成功。11分には右展開でWTB松島幸太朗からパスを受けたWTB福岡堅樹が、相手をかわして中央トライ。田村のゴールで17-0とリードを広げた。

 米国も反撃。16分には連続攻撃からSOのAJ・マクギンティの返しパスを受けたWTBマディソン・ヒューズがトライ(ゴール)。29分にはFBウィル・ホーリーがPGを決め、10-17と追いかける。その後、互いに1PGずつを決め、20-13と日本がリードして前半を終えた。

 後半も先に日本がスコアした。相手ゴール前での連続攻撃から、最後は田村の内側でパスを受けたFB山中亮平が2分にトライ。田村のゴールで27-13と差を広げる。

 さらに15分、素晴らしいトライが日本に生まれた。キックカウンターで自陣から前進した福岡から山中につなぎ、左サイドを突破。フォローしたSH流大-HO堀江翔太でゴール前に迫り、後方から上がってきたリーチがこの日2本目のトライ。田村がゴールに成功して34-13とした。

 選手を入れ替えた日本は32分、自陣深くのスクラムからミスでボールを失い、FLハンコ・ハーミシャイズにトライ(ゴール)を許し7点を詰められたが、そのまま試合終了となった。

 日本は9月6日にW杯前最後の試合として、埼玉・熊谷ラグビー場で南アフリカと15年W杯で勝って以来のテストマッチを行い、同20日に東京・味の素スタジアムでロシアとのW杯開幕戦を迎える。

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  • 前半、トライを決める日本代表・福岡=フィジー・スバのANZスタジアム(撮影・山田俊介)
  • 前半、トライを決める日本代表・福岡=フィジー・スバのANZスタジアム(撮影・山田俊介)
  • 前半、突進し、トライを決める日本代表・福岡=フィジー・スバのANZスタジアム(撮影・山田俊介)
  • 後半、突進を阻む日本代表・トゥポウ(左)と福岡=スバ(共同)
  • 後半、突進する日本代表・流=スバ(共同)
  • 前半、トライを試みるが捕球に失敗する日本代表・福岡=スバ(共同)
  • 後半、突進する日本代表・山中=スバ(共同)
  • 試合後に記者の質問に答えるジョセフ・ヘッドコーチ(左)とリーチ=スバ(共同)
  • ラグビーのパシフィック・ネーションズカップ最終戦で米国に勝利し、観客にあいさつする日本フィフティーン。3戦全勝で優勝を果たした=フィジー・スバ(共同)
  • ラグビーのパシフィックネーションズカップ最終戦で米国に勝利し、喜ぶ姫野(左端)ら日本フィフティーン=10日、フィジー・スバ(共同)
  • 愛娘を肩車しながら優勝カップを掲げるリーチマイケル(中央)=フィジー・スバのANZスタジアム(撮影・山田俊介)