2019.8.9 05:03

リーチ、母の母国で恩返し勝利を!ジョセフ日本、10日PNC米国戦

リーチ、母の母国で恩返し勝利を!ジョセフ日本、10日PNC米国戦

米国戦に向けて意気込むリーチ主将。母の地元での一戦だけに、気合も人一倍 (撮影・阿部慎)

米国戦に向けて意気込むリーチ主将。母の地元での一戦だけに、気合も人一倍 (撮影・阿部慎)【拡大】

 ラグビー・日本代表合宿(8日、フィジー・スバ)日本ラグビー協会はW杯前哨戦となるパシフィック・ネーションズ杯(PNC)最終戦、米国戦(10日、スバ・ANZスタジアム)の日本代表メンバー23人を発表。SH田中史朗(34)=キヤノン=ら4人が初先発する。米国に勝てば8年ぶりのPNC優勝。主将のFLリーチ・マイケル(30)=東芝=は、母の母国で“恩返し”を誓った。

 ナンディでの午前練習後、バスで約5時間をかけて最終戦が行われる首都スバへ。南風に吹かれながら、海岸線沿いに道を進んだ。主将リーチにとってフィジーは、母・エバさんの母国。一層気合も入る。

 「フィジーでプレーするのは、最後だろうなと思う。次のW杯は(年齢を考えると)選ばれないんじゃないか。最後だと思ってやるのがベスト」

 試合当日は母を含む大勢の親類が、バスを1台貸し切って駆けつける予定。その数約50人にのぼるという。大応援団を前に、負けるわけにはいかない。

 世界ランキング11位の日本に対して、米国は同13位。FWのセットプレーに強みを持った“フィジカルチーム”だ。「PNCで一番米国が強いんじゃないかな。体も大きいし、ハードワークをする選手もたくさんいる」と警戒。W杯日本大会の開幕戦で対戦するロシアに似ているといい、絶好の試金石となりそうだ。

 前回対戦は2015年W杯イングランド大会。28-18で勝利したが、当時とは状況が違う。前回は勝ち点の関係から目標のベスト8に届かない中での一戦。今回は8年ぶりのPNC優勝がかかり、その先にW杯という目標がある。

 「ベストパフォーマンスを出したい。次の南アフリカ戦(9月6日、熊谷)とW杯につながってくる」。母の目の前で米国撃破の“恩返し”を果たし、大舞台へと突き進む。 (阿部慎)

  • リーチ・マイケル=2019年8月3日
  • 日本の米国戦出場予定メンバー