2019.8.8 12:24

2部員逮捕のトヨタ自動車、部は存続 131人の検査を行う/TL

2部員逮捕のトヨタ自動車、部は存続 131人の検査を行う/TL

記者会見の冒頭で謝罪するトヨタ自動車の河井満副社長(左)と宗雲克美ラグビー部長=愛知県豊田市

記者会見の冒頭で謝罪するトヨタ自動車の河井満副社長(左)と宗雲克美ラグビー部長=愛知県豊田市【拡大】

 ラグビー部の部員2人が麻薬取締法違反などで逮捕、起訴されたトヨタ自動車が8日、愛知・トヨタ市内で記者会見し、ラグビー部は存続するが、社内の重点強化運動部からの無期限の除外を発表した。

 会見した河合満副社長は「当初は廃部も視野に入れていた」といい、ラグビー部員2人目の逮捕者が出た直後に残る部員、スタッフ72人全員の毛髪検査を実施。逮捕者と同じ寮を使う硬式野球部やスケート部なども含め、131人の検査も行い、疑われる結果は出なかったことで部の存続を決めた。19日に個人練習をスタート、W杯決勝翌日の11月3日から全体練習を始めるなど、段階的に活動を再開させる。

 日本選手権優勝3度など日本ラグビーを支えてきたトヨタ自動車は、6月にSO樺島亮太被告がコカイン所持、イエーツ・スティーブン被告がコカインと大麻を所持したとして、それぞれ逮捕、起訴された。2人は懲戒解雇となり、チームはトップリーグ(TL)杯出場を辞退するなど6月中旬から活動を自粛していた。

 今後は、外部から専門スタッフを招き、依存症に対応した教育、入団前と入団後の抜き打ち検査実施など、抑止力向上に努める。来年1月開幕のTLリーグ戦については、日本協会に再発防止策などを報告し、協会の判断を待ちたいとしている。

 なお、W杯後の入団が決まっていたニュージーランド代表主将でNO・8のキーラン・リードは、予定通り入団するという。