2019.6.25 05:02

リーチ復帰が“号砲”地獄の実戦漬け!鬼のジョセフHC「試合より高い強度で」

リーチ復帰が“号砲”地獄の実戦漬け!鬼のジョセフHC「試合より高い強度で」

実戦練習に復帰したリーチ・マイケル(中央)。頼れる主将が戻ってきた (撮影・阿部慎)

実戦練習に復帰したリーチ・マイケル(中央)。頼れる主将が戻ってきた (撮影・阿部慎)【拡大】

 ラグビー・日本代表合宿(24日、宮崎・シェラトングランデオーシャンリゾート)9月20日に開幕するW杯日本大会に向け、合宿が再開。7月下旬からのパシフィック・ネーションズ杯を想定して実戦形式の練習が増加し、選手たちは初日から悲鳴を上げた。恥骨の炎症で離脱していた主将のFLリーチ・マイケル(30)=東芝=が、全体練習に合流。約3カ月ぶりにコンタクトプレーを披露した。

 照りつける太陽が、選手の体力を吸い取る。午前、午後、夜に及ぶハードトレーニングは、6月9-19日の第1次合宿より厳しさが増した。全体練習に復帰した主将のFLリーチは、苦笑いで練習のつらさを明かした。

 「(ファンに)サインしているときに、背中がつった。刺激が大きい」

 恥骨の炎症により3月中旬の沖縄合宿で全体練習から離脱。患部は徐々に癒えて復帰を果たしたが、約3カ月ぶりにコンタクトプレーを行った主将にはハードな内容だった。公開された午後の練習で、ウオーミングアップは10分程度。すぐさま15人対15人の実戦形式に移行し約50分間、攻防練習に時間を割いた。

 今合宿から、7月下旬に始まるパシフィック・ネーションズ杯に備えて実戦形式を増やす狙いだ。ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(49)は「この合宿はラグビー(の実戦練習)を多く取り入れてやっていく。試合よりも高い強度で練習を行うことが大事」。午前中から持久力を高めるフィットネス練習にタックルなどの実戦要素を加え、過酷の一途を極めている。

 リーチは股関節に負担がかかる一部練習は回避したが、精力的に体を動かして回復をアピール。一時は代表辞退も脳裏をよぎったというが、見事に復活した。「3カ月タックルしていないから、感覚がずれている。練習しないと」。残り90日を切った大舞台へ、ひたすら追い込みをかける。 (阿部慎)

この日の練習についてSH田中史朗「死にかけた。めっちゃきつかった。自分からしんどいことをやっていかないと」

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  • ラグビー日本代表の宮崎合宿で、実戦練習にフル参加したリーチ主将(左から2人目)
  • ラグビー日本代表の宮崎合宿で、実戦練習にフル参加したリーチ主将(中央)
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