2019.1.13 05:03

天理大の悲願ならず 17点差からの猛反撃も…初Vあと一歩/大学選手権

天理大の悲願ならず 17点差からの猛反撃も…初Vあと一歩/大学選手権

突進を3人がかりのタックルで止められるフィフィタ(中央)。天理大の初優勝はならなかった (撮影・今野顕)

突進を3人がかりのタックルで止められるフィフィタ(中央)。天理大の初優勝はならなかった (撮影・今野顕)【拡大】

 ラグビー大学選手権決勝(12日、天理大17-22明大、秩父宮)後半残り時間はゼロ。一時は17点まで開いた差を5点差まで追い上げた天理大は、敵陣30メートル付近のマイボールスクラムから攻撃を仕掛ける。だが、最後はCTBフィフィタ(2年)のパスが通らず。7季前の帝京大との決勝に続き、初優勝の夢はかなわなかった。

 「悔しかったが攻めて終わった。(力は)出し切ったと思う」

 HO島根一磨主将(4年)は下を向くことなく、胸を張った。

 選手獲得の面で首都圏の有名私学に太刀打ちできない中、小さな体格でいかに勝つかという戦い方を磨いてきた。この日の明大と比較してもFWは平均で身長が6センチ低く、体重は8キロ軽い。ラインアウトの苦戦が敗因の一つとなったが、重戦車の異名を取る明大FWをスクラムで押し込むなど堂々と渡り合った。

 小松節夫監督(55)は「ファイナル(決勝戦)に勝つための何かが足りなかった。この悔しさを生かし、また日本一を目指したい」と捲土(けんど)重来を誓う。

 今季は神戸製鋼がトップリーグを15大会ぶりに制し、全国高校大会は大阪桐蔭が初優勝。史上初の“関西3冠”はならなかったが、天理大は帝京大の10連覇を阻止するなど存在感を示した。

 関西勢としては1984年度の同志社大以来、34季遠ざかっている大学日本一へ、黒衣軍団の挑戦が再び始まる。 (月僧正弥)

データBOX

 ◎…天理大は2度目の決勝でまたも涙。大学選手権優勝経験のある9校(早大、明大、帝京大、慶大、日体大、関東学院大、法大、大東大、同志社大)は全て、決勝進出2度以内で優勝している。他に東海大は決勝3度、筑波大は2度で優勝に届いていない。
 ◎…関西勢は1982~84年度に3連覇(通算4度)した同志社大以降優勝がなく、34季連続で関東のチームが優勝した。優勝回数は関東51度、関西4度。

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  • 後半、トライを決める天理大のシオサイア・フィフィタ=秩父宮ラグビー場(撮影・今野顕)
  • 後半、トライを決める天理大のシオサイア・フィフィタ=秩父宮ラグビー場(撮影・今野顕)
  • 前半、戦況を見守る天理大・小松監督=秩父宮ラグビー場(撮影・長尾みなみ)
  • 試合に敗れうなだれる天理大フィフティーン=秩父宮ラグビー場(撮影・長尾みなみ)
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  • 天理大・主な4年生の就職希望先
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