2018.12.9 05:03(1/2ページ)

3季連続2冠へ!サントリー、史上初の延長死闘“サヨナラPG”でケリ/TL

3季連続2冠へ!サントリー、史上初の延長死闘“サヨナラPG”でケリ/TL

SOギタウ(ポール右の10番)が左足で蹴ったPGがバーの上を通過。サントリーは日本選手権史上初の延長戦を制し、3季連続の2冠に王手をかけた(撮影・山田俊介)

SOギタウ(ポール右の10番)が左足で蹴ったPGがバーの上を通過。サントリーは日本選手権史上初の延長戦を制し、3季連続の2冠に王手をかけた(撮影・山田俊介)【拡大】

 日本選手権兼トップリーグ順位決定T準決勝(8日、秩父宮ラグビー場など)3季連続の2冠を狙う赤カンファレンス(C)2位のサントリーは、ヤマハ発動機(白C1位)と日本選手権史上初のサドンデス方式の延長の末、SOマット・ギタウ(36)が決勝PGを決め、28-25で競り勝った。もう1試合は赤C1位の神戸製鋼が赤C3位のトヨタ自動車を31-19で退け、18大会ぶりの日本選手権王者と15季ぶりのトップリーグ(TL)制覇に王手をかけた。決勝は15日に東京・秩父宮で行われる。

 王者の貫禄を見せた。先に得点を決めた方が勝者の延長5分。サントリーはSOギタウがPGを決めてノーサイド。師走の秩父宮が沸き上がる。“サヨナラ勝ち”の立役者は日本代表FB松島幸太朗(25)だ。

 「(延長に入り)体は疲れていたが、メンタルはさらに緊張感が高まっていた。シンプルに意思統一できていた」

 慣れない延長の舞台。集中力を研ぎ澄ませた。4分以上粘り強く守り続けると、根負けしたヤマハ発動機のSO清原が高く蹴り上げたボールを松島がキャッチ。目の前にいた敵2人を鋭いステップでかわして、一気に攻め込んだ。

 敵陣10メートル付近でサポートに回った中村にボールが渡ると、密集戦で相手はたまらず反則。PGを獲得して勝負ありだ。「(ロングキックにも)反応できるポジショニングを取っていた。チャンスに変えることができた」と松島。今週チームがテーマに掲げていた言葉は「我慢」。狙い通り、防御で辛抱した末の好機をものにした。

 昨季はTL史上最年少の24歳でMVPに輝いた。だが、今秋は右足の肉離れを発症。日本代表に選出されながら11月の英国遠征などに帯同せず、戦列を離れていた。前週クボタ戦で戦線に復帰して、2戦目で飛び出した圧巻の動き。それでも「きょうはミスが多かった。自分的には全然」と表情は緩まなかった。

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  • 延長を制した松島(右)らサントリーのフィフティーンは駆け寄って大喜び(撮影・福島範和)
  • 後半、相手選手と競り合うサントリー・松島幸太朗(右)=秩父宮ラグビー場(撮影・福島範和)
  • 前半、トライを決めるサントリー・尾崎晟也=秩父宮ラグビー場(撮影・山田俊介)
  • 延長戦を知らせる電光掲示板=秩父宮ラグビー場(撮影・山田俊介)
  • 延長ギタウ(右から2人目)がペナルティゴールを決め、歓喜するサントリーの選手たち=秩父宮ラグビー場(撮影・福島範和)
  • 延長ギタウ(右から3人目)がペナルティゴールを決め、歓喜する松島(同2人目)らサントリーの選手たち=秩父宮ラグビー場(撮影・福島範和)
  • ヤマハ発動機を延長戦で破り、声援に応える松島(右から2人目)らサントリーフィフティーン=秩父宮
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