お披露目された花園ラグビー場。最新の設備を完備し、欧州のスタジアムのようだ(撮影・前川純一郎)【拡大】
来年に日本で開催されるラグビーワールドカップ(W杯)の開幕まで1年となった20日、試合会場のひとつで、改修工事を終えた大阪府東大阪市の花園ラグビー場がメディアに公開された。総工費約72億6000万円をかけて北側スタンドや照明設備、大型ビジョンなどを新設。生まれ変わったラグビーの“聖地”のこけら落としは、来月26日、日本代表-世界選抜で行われる。
年末年始の風物詩、高校ラグビーでは数々の名勝負の舞台となり、ラガーメンの汗と涙がしみこんだ日本最古のラグビー専用競技場、花園が生まれ変わった。1929(昭和4)年に誕生した“聖地”は、まるで欧州のスタジアムのようなスタイリッシュな外観。目新しくそびえ立つ4基の照明灯も設置され、ナイター開催も可能となった。まさに世界水準へと進化を遂げた。