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新たな“聖地”釜石鵜住居復興スタジアムお披露目 開場イベントに満員6530人

新たな“聖地”釜石鵜住居復興スタジアムお披露目 開場イベントに満員6530人

地元・釜石SWの選手たちは、大漁旗を掲げるスタンドのファンとともに記念撮影

地元・釜石SWの選手たちは、大漁旗を掲げるスタンドのファンとともに記念撮影【拡大】

 震災3カ月後に釜石SWと試合を行うなど、復興を支援してきたヤマハ発動機の清宮克幸監督(51)は「『釜石』は日本のラグビーを愛する人みんなが大切にしている言葉。この場所にあたたかい緑の芝生の素晴らしいグラウンドが建てられて、言葉にできない」と感激した。

 来年のW杯では1次リーグD組のフィジー-ウルグアイ(9月25日)、同B組のナミビア-世界最終予選勝者(10月13日)の2試合が行われる。スタジアムはメイン、バックに各3000席、両ゴール裏に各2000席の仮設席が新たにつくられて約1万6000人収容となり、さらに威容を誇る姿に変わる。 (田中浩)

疲労のためこの日は出場しなかったヤマハ発動機・元日本代表FB五郎丸歩「開放感があって、前向きになれるスタジアム。このスタジアムでのW杯が成功しなければ、日本で開催する意味がないと思う」

日本ラグビー協会・森喜朗名誉会長「ここに立てたことは私にとって生涯の大きな財産になった。来年はここに世界中の人が集まるのを楽しみにしたい。やっぱり釜石はすごい。半端じゃない」

★本番は3倍の観衆

 この日はJR新花巻駅、盛岡駅、いわて花巻空港からそれぞれ直通バスが運行されたほか、約7キロ離れた市の中心部からはシャトルバスも出て、観客の輸送に大きな支障はなかった。来年の本番は3倍近い1万6000人の観客が予想される。関係者は「男子トイレに列ができるなど、3カ所では足りない」などと課題を見いだしていた。

釜石鵜住居復興スタジアム

 19年W杯会場で唯一新設され、昨年4月に起工、今年7月末に完成した。所在地は岩手県釜石市鵜住居町第18・19地割。収容人員は約1万6000人で、W杯後は仮設席を撤去して約6000人収容となる。総事業費約39億円。ピッチには横ずれしにくくメンテナンスも容易な、天然芝とファイバー繊維を合わせた「ハイブリッド芝」を用いている。

  • 釜石鵜住居復興スタジアムのオープニング記念試合で、釜石SWとヤマハ発動機が対戦。約6500人が震災からの復興を象徴する会場の第一歩を見守った(撮影・蔵賢斗)
  • 釜石鵜住居復興スタジアムのこけら落としイベントで、対戦する釜石シーウェイブスとヤマハ発動機の選手たち。満員のスタンドでは大漁旗がはためいた=岩手県釜石市
  • 釜石鵜住居復興スタジアムでこけら落としの記念試合が開かれ、大漁旗を振って地元の釜石シーウェイブスの応援をする住民ら=岩手県釜石市
  • 後半、突進する釜石・小野航大=釜石鵜住居復興スタジアム(撮影・蔵賢斗)
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