【新主将に聞く】
流経大NO・8大西樹【拡大】
--負傷中とか
「左手の指の腱を切って手術しました。4月中旬には合流できます。ほかのみんなが楽しそうにラグビーをしているのがうらやましい」
--守備力の強化がここ数年の課題
「攻撃では、1対1を制しながらボールを左右に動かす『ダイナミックラグビー』の質を上げること。守備が強化できれば、ボールを取り返したところからスコアにつなげられるはずです」
--自身も昨季はFWトップの8トライ
「残念なのはリーグ戦のベスト15を逃したことです。主将としては、昨年のFL広瀬さんのように体を張り続けることを受け継いでいきたい。口はうまくない方なので」
--春季大会の目標は
「昨年も帝京大以外には負けていませんが、帝京大には大差(12-82)をつけられた。日本一のためには、ここで帝京大を破らないと」 (聞き手・田中浩)
大西 樹(おおにし・いつき)
1995(平成7)年12月9日生まれ、21歳。北海道富良野市出身。中学まではバレーボール部。旭川工高入学と同時にラグビーを始める。花園出場歴はないが、北海道選抜で2013年東京国体出場。家族は両親と姉2人。1メートル84、100キロ。