関東大学ラグビーは1日、神奈川・藤沢市の秋葉台公園球技場で東海大-拓大のリーグ戦1試合を行い、2年連続優勝を狙う東海大が52-10で快勝して3戦全勝とした。拓大は開幕3連敗。
前半9分に東海大はラインアウトからFWがモールを押し込み、HO日高将吾が先制トライ。13分にもラインアウトからチャンスをつかみCTB池田悠希がトライを奪うなど前半は4トライ。日本代表にも選ばれたFB野口竜司が4本ともゴールを決めた。拓大も27分にラインアウト後のモールを押し込んでLOシオネ・ラベマイがトライを返し、前半は東海大が28-5とリードして折り返した。
東海大は後半もキックオフから開始40秒で、拓大のパスミスをついてWTB平尾充識がノーホイッスルトライ。拓大にさらに1トライを返されたが、計8トライの攻撃で力の差を見せつけた。
FL磯辺裕太主将は、「拓大は2人の外国人選手(LOとNO・8)から攻撃を組み立ててくるので、そこにプレッシャーをかけるゲームプランだったが、要所でゲインを許してしまった。でも試合の序盤でFWでトライを取り切ることができたのはよかった。シーズン終盤に向けて、もっと一人一人の仕事の濃度を増し、プレーの精度を高めていかないといけない」と話した。