2015.9.21 05:06

エディー日本、南アに逆転大金星!勇敢すぎるラストプレーに世界感動(2/4ページ)

特集:
8強入り挑む!エディーJ
FB五郎丸(左端)が後半28分にトライ。チーム一丸で優勝候補の南アを撃破した(撮影・山田俊介)

FB五郎丸(左端)が後半28分にトライ。チーム一丸で優勝候補の南アを撃破した(撮影・山田俊介)【拡大】

 2万9290人の観衆が総立ちとなった。29-32と3点差を追う日本は南アフリカのゴール前で8次攻撃。最後は右隅のラックから執念の左オープン展開だ。左コーナーへ激走するWTBヘスケスが、必死にすがりつく相手WTBのJP・ピーターセンと一塊になってゴール左隅に頭から飛び込んだ。トライ!! その瞬間、ブライトンが、いや世界が震えた。

 NO・8マフィはひざをついて泣いた。PR稲垣は芝の上に突っ伏した。日本ラグビーが刻んだ新たな歴史は、試合時間80分を過ぎてからつくられた。ラストワンプレーで得た相手ゴール前左でのPK。PGで引き分けに持ち込むことはほぼ確実にできたが、FLリーチ主将は迷わずスクラムを選択。理由は簡単だ。

 「トライを取る」

 土壇場で選手たち自らが勝利を望んだのだ。直前の相手のシンビン(反則による10分間の一時退場)でFWが1人多かったこともあったが、「勝つしかない。みんな同じ気持ちだった」。2G5PGを決めていたFB五郎丸も、自分の右足の出番でないことは分かっていた。

 選手自身の判断力の向上を口をすっぱくして言い続けていたジョーンズHCは、「勇敢という言葉以上。W杯史上最高のゲームの一つ」と最大級の表現でたたえた。

【続きを読む】

  • 試合終了間際、WTBヘスケス(右)が飛び込んで決勝のトライ。歴史的勝利に世界が驚いた(共同)
  • 後半41分と42分のスクラムの間に話し合う日本代表フィフティーン
  • 後半42分のスクラム
  • ラグビーW杯の南アフリカ戦で劇的な逆転勝利を収め、試合後記念撮影する日本選手=英国南部ブライトン(共同)
  • ラグビーW杯の南アフリカ戦終了間際に決勝トライを決め、ガッツポーズで喜ぶヘスケス=英国南部ブライトン(共同)
  • 試合終了間際、ヘスケスの逆転トライをリーチと抱き合って喜ぶ松島(手前)=ブライトン(共同)
  • 後半、突破を阻む大野(5)と三上=ブライトン(共同)
  • 試合終了間際に逆転し、松島(右)と喜ぶリーチ主将=ブライトン(共同)
  • 劇的な逆転で強豪南アフリカに勝利し、スタンドから声援を送られる日本の選手たち=英南部ブライトン(共同)
  • 後半、トライを決める五郎丸=ブライトン(共同)
  • 後半、ラインアウトからのモールを押し込み、トライをアピールする日本のマフィ(中央)ら=ブライトン(共同)
  • 試合終了間際にヘスケスが劇的な逆転トライを決め、大喜びする日本選手たち=ブライトン(共同)