後半トライを決める関東学生代表・田中健太=秩父宮ラグビー場(撮影・山田俊介)【拡大】
2年ぶりに来日したラグビーのニュージーランド学生代表(NZU)は5日、東京・秩父宮ラグビー場で関東学生代表と最終戦を行い、50-35で逆転勝ち。遠征を2勝1敗で終えた。
前半は外国人選手4人を加えた関東学生代表が優位に立った。開始早々の1分にFB近藤英人(東海大4年)のトライ(ゴール)で7点を先制。11分には相手ゴール前スクラムを押し込んで反則を誘い、ペナルティートライ(ゴール)でリードを広げた。NZUに2トライを返され、14-14の同点となり、34分にはPGを許して3点勝ち越されたが、39分に主将のFL藤田貴大(東海大4年)がトライ(ゴール)を奪い、21-17で前半を折り返した。
NZUは後半、効果的にメンバーを入れ替えながら反撃。キックオフからのアタックでFLイアン・ケネディがノーホイッスルトライを決めて再逆転。5分にもターンオーバー(相手ボールの奪取)からのトライでリードを広げた。12分に関東学生代表にトライを許し、3点差に詰め寄られたが、20分からの3連続トライで突き放した。