2015.1.29 05:00

36歳“苦労人”ヤマハPR・田村、悲願の頂点へ/TL

5チームを渡り歩き、ついに決勝の舞台に立つヤマハ・田村。王者・パナソニックを相手にスクラム勝負を挑む

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 ラグビー・トップリーグのプレーオフトーナメント(PO)・リクシル杯決勝、ヤマハ発動機-パナソニックは2月1日に東京・秩父宮ラグビー場で行われる。決勝初進出のヤマハは28日、静岡・磐田市内で本格的な練習を開始。5チームを渡り歩き、初の頂点にあと一歩までたどり着いたPR田村義和(36)は、連覇を狙う最強の相手にスクラム勝負を誓った。

 習志野自衛隊で楕円球と出会って17年目。36歳のベテランに気負いはない。脚光を浴びる選手ではないが、FL三村雄飛丸主将も「口数は少ないが、どんなときも信頼できる選手」と敬意を惜しまないスクラム職人だ。

 「決勝戦の経験は自衛隊大会だけ。引退を決めた年にヤマハに誘われてここまで来た。あとはチームのために一生懸命やるだけです」。クラブ化した釜石SWに加入して以降、すべての所属チームが強化縮小の憂き目にあった苦労人がついに最高峰の晴れ舞台に立つ。(吉田宏)

田村 義和(たむら・よしかず)

 1978(昭和53)年10月17日生まれ、36歳。青森・南津軽郡出身。PR。19歳のとき習志野自衛隊でラグビーを始め、釜石SWなどを経て2010年からヤマハ発動機。家族は妻と長男。愛称デンさん。1メートル83、110キロ。

(紙面から)