2014.8.23 05:00

【ホイッスル 薫田真広】選手のアスリート化進む東芝

 昨季4強チームがすべて新たな監督、ヘッドコーチを招いた中で注目される一戦だったが、若いスタッフとなった東芝にとっては大きな1勝だろう。この一戦にかける思いが東芝を後押しした。

 昨季までの東芝と違うのは、選手のアスリート化が進んでいるということだ。伝統的にフィジカル面の強化に主眼を置いてきたが、チーム初トライのWTB大島、マン・オブ・ザ・マッチ(試合のMVP)のSH小川ら俊敏さや持久力なども兼ね合わせた選手の活躍が光った。後半に自信を持つパナソニックを逆に突き放せたのも、アスリートが増えてきたことが影響している。

 こちらも新体制のパナソニックは敗れたが、日本代表やスーパーラグビー参加選手の調整具合、コンビネーションを考えれば、後半戦、プレーオフと侮れない力を持っているのは間違いない。(W杯2019日本代表戦略室長、元日本代表HO、東芝元監督)

(紙面から)