2014.4.15 05:02

【ゆく人くる人】元日本代表の浅野、国学院栃木高で先生に

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日本選手権
浅野良太

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 ラグビー・トップリーグ(TL)の引退者、新戦力を随時紹介。まずは今季TL8位のNECと同11位のリコー。NEC一筋で12年間プレーした元日本代表FL浅野良太は、4月から保健体育教諭として、国学院栃木高に赴任し、第2の人生を歩み始めた。リコーには日本代表育成選手のCTB牧田旦(帝京大)ら5人が加入した。

 【NEC】2005年度に主将として日本選手権優勝を果たした“ミスター・グリーンロケッツ”こと浅野が、新たな夢を追う。

 「ラグビーを通してたくさんのいい思いをさせてもらった。その楽しさを少しでも多くの若い人に感じさせてあげたい」 2月8日の昨季のチーム最終戦を最後に、小1から28年続けた現役生活に別れを告げ、3月限りで退職した。本郷高(東京)出身だが、国栃の吉岡肇監督(52)の以前からの誘いを受け、家族とともに栃木へ転居。14年連続で全国高校大会(花園)に出場している名門のコーチに就任し、03、07年W杯にも出場した豊富な経験を未来のスターたちに伝授する。

 高校生の指導は学生時代からの念願だった。法大時代に公民、NEC入社1年目には日大へ通い保健体育の高校教諭免許を取得した。

 「自分は高校3年間、全国大会とは縁がなかった。まだまだ体は動くので、一緒になって夢を追いかけたい」

 赴任直後だった今月初めの選抜では県勢初の4強進出の瞬間に立ち会い、「感動させてもらいました。これから楽しみ」と早くも指導者としての喜びを味わった。目標の花園日本一へ、浅野“先生”の目は輝いている。

 【リコー】新加入のCTB牧田は帝京大では3年まで3軍だったが、4年の昨季はレギュラーとして大学選手権5連覇に貢献。今春には育成選手として日本代表に初招集されるなど、急成長を遂げている。昨季100試合出場を果たしたSO河野好光は、10年間の在籍でユニフォームを脱いだ。

(紙面から)