レース結果

【東京湾カップ】3番人気タツノエクスプレスが重賞初制覇


東京湾カップレース結果

 和田譲騎乗で3番人気のタツノエクスプレスが、3番手追走から直線で逃げた1番人気のロマンスグレーとの激しい競り合いを半馬身差制し、重賞初制覇を飾った。タイム1分50秒0(稍重)。2着にロマンスグレーが粘り、この上位2頭は東京ダービー(6月8日、大井、SⅠ、ダ2000メートル)の優先出走権を獲得した。さらに2馬身半差の3着にフレッシュグリーンが入った。

◆和田譲騎手(タツノエクスプレス1着)「外枠で競馬がしやすかったし、3コーナーで自分からハミをとってくれた。センスもいいから楽しみ」
◆田辺陽調教師(同)「休養を入れたことで成長してくれたし、鞍上も折り合いをつけてうまく乗ってくれた。次走は東京ダービーの予定」

◆左海誠騎手(ロマンスグレー2着)「スタートしてから少しもたついた。間隔がなくて疲れがあったのかも。悔しいね」
◆矢野貴騎手(フレッシュグリーン3着)「末脚がしっかりしてきた。今後も道中で気を使わずに走れるかが鍵」
◆仲野光騎手(キャッスルブレイヴ4着)「うまくさばけるようになってきた。紛れがあれば、一発もあると思う」
◆御神本訓騎手(マイブレイブ5着)「思ったよりも早めにバテてしまった」

レース展望

東京湾Cレース展望のロマンスグレー

 続く4日には『第36回東京湾カップ』(SⅡ、ダート1700㍍)が船橋競馬場で行われる。トライアルを圧勝したロマンスグレーをはじめ、大舞台を夢見る3歳馬が集結。東京ダービーへの切符2枚をめぐる熱戦が繰り広げられる。

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 【見解】充実㆒途のロマンスグレー。ハイペースで逃げながら二枚腰を使った前3走の内容が良く、勝ち時計も優秀。引き続き船橋1700㍍なら4連勝のチャンスだ。地力は高いマイブレイブとメンタイマヨが相手候補。



◆ロマンスグレー
 ロマンスグレーはデビューから7戦してパーフェクト連対。特に3歳を迎えてからは3連勝と、着実なパワーアップを果たしている。トライアルのブルーバードCは6馬身差をつける圧勝で、林正人調教師は「速いペースで逃げて踏ん張れたし、時計のかかる馬場も苦にしなかった。以前より体つきが良くなって、最後まで重心の低い走りができるようになってきたね。控える競馬もできると思うし、状態も維持できているから」と自信をのぞかせる。多少、力みながら走る面はあるが、他馬の追随を許さないスピードは魅力で、しぶとさも兼備。重賞のメンバーでも主役を演じるに違いない。


東京湾Cレース展望のマイブレイブ

◆マイブレイブ
 マイブレイブは門別でデビューし、昨秋に船橋に移籍。平和賞で2着、年明けの雲取賞でも4着に食い込むなど、重賞レベルの力を示している。前走の京浜盃は1コーナーで外に振られる不利があっての9着。川島正㆒調教師は「それがあっても、もう少し頑張れたのではないかという思いはある。でも、力は重賞でも引けを取らないと思うし、変わりなく調整できている。ここで改めて期待したい」と馬に信頼を寄せている。見限るのは早計だろう。


東京湾Cレース展望のメンタイマヨ

◆メンタイマヨ
 自在性が強みのメンタイマヨ。前走の京浜盃(11着)は1コーナーで大きく外に振られる不利があり、度外視していい。「思ったよりも良化度合いはスローだけど、前走のダメージはないし、スピード負けしないことも証明できたね。使ったことで気合が乗ってきているので、スムーズな競馬ができれば好勝負になるはず」と林隆之調教師。立ち回り次第で勝機も十分だ。


東京湾Cレース展望のキャッスルブレイヴ

◆キャッスルブレイヴ
 キャッスルブレイヴは17戦を消化して1勝にとどまっているが、ハイレベルな特別戦で好走歴があり、京浜盃で6着に食い込んだことからも大きな力差はない。「前走もうまく立ち回れば3着はあった。状態は悪くないので、強気な競馬ができればチャンスも」と渋谷信博調教師。



◆タツノエクスプレス
 重賞では今ひとつのタツノエクスプレスだが、堅実なレース運びは魅力。「前走は内でゴチャついて6着だったけど、すんなり追走できれば違うはず。広いコースも合うと思う」と田辺陽㆒調教師。スムーズに立ち回れれば、初コースでも好勝負になる。



◆イライジャ
 差す競馬でも3着があるイライジャだが、0秒6差に踏ん張った前走を見ると、スムーズに先行する競馬がベスト。今回からブリンカーを着用する予定で、集中して走れれば上位に食い込める。


◆キャッスルロック
 息長く脚を使うキャッスルロックも侮れない。0秒7差に追い上げた前走の内容が良く、広い船橋コースに替われば、さらに持ち味を発揮できそうだ。

出馬表

過去10年成績&データ

東京湾カップ2022の10年表

 ●データ =過去10年

 ▼人気……1番人気【3・2・0・5】、2番人気【2・3・3・2】、3番人気【1・2・1・6】。単勝平均配当760円、馬連平均配当1900円

 ▼所属……地元の船橋が15連対と圧倒的。ほかに川崎が3連対、大井が2連対

 ▼実績……連対20頭中14頭に船橋1600m以上での連対歴。残る6頭中5頭には重賞5着以内の実績があった。準重賞になった2017年以降のブルーバードC3着以内は【0・4・2・6】。

 ▼前走……連対15頭が3着以内だった

 ▼脚質……【逃3先10差5追2】

レース概要

東京湾カップのコース画像

開 催 日:2022年5月4日(水・祝)

距  離:ダート左回り1,700m

出走資格:サラブレッド系 3歳

1着賞金:1,800万円

負担重量:牡馬55kg、牝馬53kg(南半球産の3歳馬2kg減) 令和4年4月22日現在の番組賞金1,000万円毎に1kgずつ、牡馬59kg、牝馬57kgを上限として加増する。

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