レース結果

【平和賞】ホッカイドウ所属のプルタオルネが重賞初Ⅴ


平和賞のレース結果

 本橋孝騎乗で5番人気のプルタオルネ(北海道)が3、4番手から力強く脚を伸ばし、2着争いを演じた3頭に0秒4差をつけて重賞初制覇を飾った。タイム1分46秒3(良)。今後は優先出走権を獲得した全日本2歳優駿(12月14日、川崎、JpnⅠ、ダ1600メートル)を目標に調整される。直線で外から伸びてきた1番人気グロリオサが2着に入り、ホッカイドウ勢のワンツー決着となった。

 ◆本橋孝騎手(プルタオルネ1着)「いいスタートが切れたので、あの位置につけられた。道中で遊んでいたぶん、追えば追うだけ伸びてくれた」
 
 ◆小国博調教師(同)「思ったより前に行けて、直線の半ばで勝てるかなと思った。このあとは門別に帰り、全日本2歳優駿に向けて坂路で鍛えたい」
 
 ◆和田譲騎手(グロリオサ2着)「相手は強かったけど、左回りは問題ないし、操縦性もいい。センスが高いね」
 
 ◆臼井健騎手(ガンモヘラクレス3着)「道営の2頭は強かったけど、もまれても対応してくれた。距離は長いほうがいい」
 
 ◆森泰斗騎手(スーパーファルコン4着)「流れが遅かったし、掛かってしまった。距離を経験していれば違ったのかも」
 
 ◆西啓太騎手(サムタイムアゴー5着)「差し馬に有利な馬場だったけど、自分の競馬をして粘ってくれた」

 ■プルタオルネ 父リアルインパクト、母サクラカンパネラ、母の父サクラバクシンオー。鹿毛の牡2歳。ホッカイドウ・小国博行厩舎所属。北海道新ひだか町・伊藤敏明氏の生産馬で、馬主は佐藤良二氏。戦績5戦2勝(うち中央1戦0勝)。獲得賞金1566万2000円。重賞は初勝利。平和賞は小国博行調教師、本橋孝太騎手ともに初勝利。

レース展望

平和賞レース展望のマジデ

 『第68回平和賞』(SⅢ、ダート1600メートル)が26日、船橋競馬場で行われる。全日本2歳優駿の勝ち馬や翌春の南関東クラシック覇者を輩出している伝統の2歳重賞で、どの馬が勝つのかはもちろん、優勝馬の今後にも注目のレースだ。

         ◇

 【見解】マジデの前走は道中で少し置かれたが、船橋コースも2度目なら集中力が持続するはず。スピード㆒辺倒ではないのも魅力で、引き続き好勝負になる。ホッカイドウから参戦のグロリオサ、プルタオルネも素質は高い。



◆マジデ
 新馬戦こそ2着に敗れたマジデだが、続く2戦を連勝。特に前走のアローセプテンバー・メモリアルは、初コースながら抜群の末脚で差し切り、南関2歳での力上位を示した。加藤誠㆒調教師は「キャリアを積みながら、パフォーマンスは向上している。線が細い馬なので当日の馬体重が鍵になると思う。あとは集中力が続くかどうかだね」と話す。道中で少しもたつく面はあるが、スピード馬がそろうこの時期の2歳戦だけに、差す競馬ができるのは強調材料。前走で船橋コースを経験したのも大きく、ここも持ち味を発揮できれば好勝負になる。


平和賞レース展望のグロリオサ

◆グロリオサ
 ホッカイドウから参戦するグロリオサ。新馬戦こそ4着に敗れたものの、その後は連勝。サッポロクラシックCはこの馬と同じ角川秀樹厩舎の2頭が先行して馬体を併せる形になり、直線で突き放されたが、向こう正面から息長く脚を使った内容は悪くなかった。出走取り消し明けで長距離輸送もあるだけに、当日の気配が最優先だが、2歳世代で上位の実力があることは証明済みで、距離にもめどが立っている。〝アウェー〟の南関東でも高い能力を示すに違いない。


平和賞レース展望のプルタオルネ

◆プルタオルネ
 プルタオルネ(ホッカイドウ)はゆったり追走して末脚を伸ばすタイプで、初の1800メートルだった2走前の特別戦で0秒3差の3着に食い込むなど、1周する競馬が合っている印象だ。クローバー賞9着、盛岡の知床賞を取り消すなど手を出しづらい近況だが、地元の本橋孝太騎手の手綱は心強く、船橋なら持ち味を発揮できるはず。初めての左回りをこなせば勝機がある。


◆サベージ
 サベージはデビューから3戦オール連対。2走前は2着に敗れたが、のちにゴールドジュニアを勝ったリベイクフルシティにクビ差まで迫る好内容で、地力の高さを示している。「少しモタれる面はあるけど、すごくいい切れ味を持っています。輸送が鍵になりますが、船橋の1600㍍は合うと思うし、期待して乗ります」と矢野貴之騎手。初コースでも軽くは扱えない。


◆メイクアストーリー
 休み明けに加えて初距離のメイクアストーリーだが、のちに鎌倉記念を勝ったヒーローコールを2着に負かした前走を見れば、世代トップクラスの力がある。差す競馬ができる強みもあり、当日の気配次第で好勝負になる。


◆ハーモニーロワ
 ハーモニーロワの前走は休み明けだったが、他馬を問題にしない走りで6馬身差の圧勝。勝ち時計も優秀で、重賞でも素質は見劣りしない。自分のリズムで走れれば上位に食い込める。


◆スーパーファルコン
 Jデビューからの2戦をともに逃げ切ったスーパーファルコン。今回は初のマイル戦だが、母の父がホワイトマズルなら克服の下地は十分で、重賞でも軽くは扱えない。

出馬表

過去10年成績&データ

平和賞2022の10年表

 ●データ =過去10年

 ▼人気……1番人気【3・3・1・3】、2番人気【1・3・1・5】、3番人気【0・1・2・7】。6番人気以下が4勝含む5連対と波乱含み。単勝平均配当1150円、馬連平均配当3190円

 ▼所属……地元の船橋が5勝を含む12連対でトップ。浦和が4連対で続く。ほかに川崎が3連対、北海道が1連対

 ▼牝馬……【1・1・2・11】

 ▼実績……連対20頭中14頭に1500m以上での勝利歴があった

 ▼前走……連対20頭中10頭が重賞もしくは準重賞。残る10頭のうち8頭は1着だった(1位入線→失格となった18年トーセンガーネットを含む)

 ▼脚質……【逃5先7差5追3】

レース概要

平和賞のコース画像

開 催 日:2022年10月26日(水)

距  離:ダート左回り1,600m

出走資格:サラブレッド系 2歳オープン

1着賞金:1,300万円

負担重量:牡55kg、牝馬54kg(南半球産の2歳馬3kg減)

日本テレビ盃の結果 習志野きらっとスプリントの結果 かしわ記念の結果 東京湾カップの結果 若潮スプリントの結果 マリーンCの結果 21年度の重賞結果