第38回 かしわ記念(5月5日 船橋 JpnⅠ、定量、ダート1600メートル)
コスタノヴァが中心だ。3着に敗れた昨年は、直線手前でバランスを崩したことが痛かった。今年はきっちり差し切る。史上初の3連覇を狙うシャマル、船橋で勝利実績があるミッキーファイトも争覇圏内。ナチュラルライズ、ウィルソンテソーロにも注意したい。
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昨年3着の雪辱を!コスタノヴァ
昨年は1番人気で3着に敗れたコスタノヴァ。今年も昨年同様、フェブラリーS1着からの参戦となる。「前回のフェブラリーSは苦しいところが取れてきていたし、この馬らしい脚を使ってくれました。ドバイ遠征を見送り、ここに切り替えることになったけど、今回のほうが調整自体は楽。前走時よりも苦しがるようなところはないし、順調に仕上げていけそうです。正直、小回りコースには向いていないけど、ゲート(発馬)も含め、しっかりと対応できるように馬の気持ちを整えていきたいと思っています」と太田有調教助手。昨年は直線手前でバランスを崩しながらも、勝ち馬からは0秒1差だった。雪辱を果たすことができるか注目だ。
ミッキーファイト=25年11月3日、JBCクラシック船橋でJpnⅠ勝利ミッキーファイト
船橋開催だった2走前のJBCクラシックを勝っているミッキーファイト。「川崎記念か、かしわ記念を選択肢に入れていましたが、1600メートルの方がこの馬の良さを生かせそうなのでこちらを選択。体に硬さがなくていい感じで調整できています。ただ、間隔が空いていて動き、内面の重さはすごく感じます。もう少し軽さが出てきてほしい」と山崎啓行調教助手は順調な調整ぶりを口にしつつも、状態面の上積みを望んでいる。
シャマル=25年5月5日、かしわ記念史上初の3連覇狙うシャマル
シャマルが史上初の3連覇を狙う。「体調面に関しては年齢的にもそう大きな変化はありませんが、いい状態をキープできています。乗り慣れていて、この馬を一番よく分かっている川須栄彦騎手が戻ってくるので、そこにも大きく期待しています。もうひと花咲かせたいですね」と松下武士調教師の言葉にも力が入る。昨年6月にさきたま杯を勝った後は4連敗と精彩を欠いているが、今回は落馬負傷で戦列を離れていた主戦に手綱が戻る。全13勝中12勝を挙げている名コンビ。思い出の船橋で復活アピールといきたいところだ。
ナチュラルライズ=25年6月11日、東京ダービー動きを見ると楽しみナチュラルライズ
昨年のダート二冠馬ナチュラルライズが、東京ダービー以来の勝利を目指す。「2週前にメンコを取って速い時計を出し、1週前も活気があっていい動きでした。ジョッキーも『最近の中では一番いい感じ』と。前走の上位勢が出てくるけど、時計的にもスピード調教を重ねているし、船橋のコーナーを意識して内めを回しています。現状の動きを見ると楽しみですよ」と伊藤圭三調教師は順調な仕上がりに胸を張る。
ウィルソンテソーロ=25年10月13日、マイルCS南部杯(写真提供・岩手県競馬組合)高木師「楽しみある」ウィルソンテソーロ
JpnⅠで2勝を挙げているウィルソンテソーロ。前2走のチャンピオンズCとフェブラリーSではいずれも2着に敗れているが、トップクラスの力は示している。「前走後は放牧を挟みましたが、早めに帰厩するいつものパターンで、追うごとに緩さも解消。メンバーはそろっているけど楽しみはあります」と高木登調教師は期待を持って送り出す。
ジョージテソーロ=3月31日、京成盃グランドマイラーズ前走同舞台で重賞V ジョージテソーロ
ジョージテソーロはJRAオープンから浦和へ移籍。フジノウェーブ記念で2着に好走すると、続く京成盃グランドマイラーズで重賞初制覇を飾り、南関マイル路線の主役に躍り出た。そのレース後、落合玄太騎手が「有力馬が前に行ったので、いい反応をしてくれた。自在性があるし、まだ若いから楽しみ」と話したように伸びしろもある。JRA勢が相手でもマークは外せない。
ロードフォンス=2月1日、根岸S◆ロードフォンス・安田翔伍調教師「気温に敏感なタイプで、寒い時期が得意。なので(前々走の)2月の根岸S(1着)のときに比べると、暖かくなった今は活気の面で劣る感じ。ドバイ遠征を断念して使った前走の黒船賞(4着)は、右回りコースで全く競馬にならなかったので度外視できる。左回りで見直せれば」