中山グランドジャンプを大差で圧勝し、連覇を達成したエコロデュエル(撮影・奈良武) (中山グランドジャンプ、2026年4月18日 15:40、GI、中山11R、芝・外4260m)
4月18日の中山11Rで行われた第28回中山グランドジャンプ(障害4歳以上オープン、J・GⅠ、芝・外4260メートル、定量、10頭立て、1着賞金=7000万円)は、草野太郎騎手の1番人気エコロデュエル(牡7歳、美浦・岩戸孝樹厩舎)がJ・GⅠ3連勝で連覇を達成した。好位追走から早めに先頭に立つと、直線では後続を寄せ付けず、2着に2秒差をつける圧勝。勝ちタイムは自身が昨年記録したコースレコードを1秒5更新する4分49秒0(良)。
2着には高田潤騎手のディナースタ(3番人気)、さらに6馬身差の3着に大江原圭騎手のフォージドブリック(8番人気)が入り、2番人気のホウオウプロサンゲは4着、石神深一騎手の最後のJ・GⅠ騎乗となったプラチナドリーム(7番人気)は8着に敗れた。
中山グランドJを勝ったエコロデュエルは、父キタサンブラック、母クラリネット、母の父Giant’s Causewayという血統。青鹿毛。北海道日高町・下河辺牧場の生産馬で、馬主は原村正紀氏。通算成績は26戦7勝(うち障害16戦6勝)。重賞は2023年京都ジャンプS(J・GⅢ)、2025年中山グランドJ(J・GⅠ)、中山大障害(J・GⅠ)に次いで4勝目。中山グランドJは岩戸孝樹調教師、草野太郎騎手ともに昨年のエコロデュエルに次ぐ2勝目。馬名は「冠名+決闘」。
中山グランドジャンプを制した(左から)岩戸孝樹調教師、草野太郎騎手、原村正紀オーナー◆草野太郎騎手(1着 エコロデュエル)「まずはホッとしているのが一番。人気に推していただいたので、まずはホッとして、また改めてきょうはとんでもない強さだったなと、びっくりしました。ちょっとスローペースで切れ味勝負になるのが嫌だったので、自分自身も少し出していって、もう遅くされないようにと思って前をつつきながら、もう最悪逃げてもいいぐらいのつもりでいっていました。(大障害コースを抜けてから進出したあたりの意識は)サンデイビスも遅くないペースで行ってくれていたので、決してあそこで去年みたいに『絶対まくらなきゃいけない』という意識はなかったんですけど、もう馬が自分で、ちょっと飛びを失敗するぐらい前に出たので、もうケンカしてもしようがないと思って、もう行くしかないと思って行きました。(後続には大差勝ちだが)最終障害を飛んで少し余裕が出てきたので、ちょっとターフビジョンを見てみたら、もう後ろがすごい離れていたので、そこで初めて気づきました。人気に推していただいて、応えることができて良かったです。まだまだ馬は元気ですし、体も痛いところはないので、まだ何年か強い姿を見せてくれると思いますので、また競馬場に来て応援していただけたらうれしいです。ありがとうございました」