船橋ケイバ伝統の重賞『第71回ダイオライト記念』(JpnⅡ、ダート2400m)が11日、船橋競馬場で行われる。4月のJpnⅠ川崎記念を占う前哨戦に3連覇を狙うセラフィックコールをはじめ中央・地方のスタミナ自慢がエントリー。ダートグレード最長距離の一戦に注目だ。
★カズタンジャー
前走の佐賀記念では8戦ぶりに馬券圏外に敗れたカズタンジャー。ダートに限れば馬券圏外に敗れた5戦はいずれも右回りで、左回りへの舞台替わりは明確なプラス材料だ。「名古屋大賞典や佐賀記念を使ったときよりも体調はいい感じですね。この中間は牧場でワンクッション置いたことで、活気もかなりあります。舞台もこの馬の決め手をより生かせそうですし、デキの良さにも期待」と新谷功一調教師。逃げ馬がそろい、展開利も見込める今回はこの馬の決め手が生きそうだ。
★ジャスパーロブスト
ジャスパーロブスト重賞連勝を狙ったかきつばた記念で4着に敗れたジャスパーロブスト。「使った後もそこまでダメージはなく、いい状態でこられています。今回は2400mになるけど、うまく単騎で行ければ道中にひと息入れられるでしょうし、ギリギリこなしてくれるのでは」と清水亮調教助手。同型のナルカミの存在は気になるものの、マイペースの逃げに持ち込めれば、好勝負必至だ。
★ナルカミ
ナルカミナルカミが立て直しを図り26年の始動戦に臨む。田中博康調教師は「中間は障害練習を取り入れて、イレギュラーな場面で、人の指示を聞けるように調整している。まだ体のバランスは悪いところがあるけど、少しずつ精神的な落ち着きを含めて、改善している」と課題の気性面に成長を実感。ここで結果を残し上昇気流に乗りたい。
★デルマソトガケ
デルマソトガケ昨冬の浦和記念と名古屋大賞典で3着に入り復調気配を示したデルマソトガケ。復活Vが期待された前走の佐賀記念では5着も、北村浩平調教助手が「前走は返し馬から引っ掛かって消耗してしまいました」と話すように敗因は明確だ。「レースに行けば常識にかかってきて口向きの悪さも改善されてきています」と手応えを口にしており、久しぶりの美酒に期待が高まる。
★セラフィックコール
セラフィックコールこのレースを連覇中のセラフィックコールが、川崎への転入初戦を迎える。チャンピオンズC(GⅠ)こそ9着だったが、前走のプロキオンS(GⅡ)で0秒5差に追い込み、衰えのないことを示した。流れ次第で3連覇のチャンスが巡ってくる。