東京11R・ダイヤモンドステークス 早め先頭から押し切ったスティンガーグラス=21日、東京競馬場(撮影・奈良武) (ダイヤモンドステークス、2026年2月21日 15:45、GIII、東京11R、芝・左3400m)
2月21日(土)の東京11Rで行われた第76回ダイヤモンドステークス(GⅢ、4歳以上オープン、芝3400メートル、ハンデ、15頭立て、1着賞金4300万円)は、クリストフ・ルメール騎手の1番人気スティンガーグラス(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎)=ハンデ57.5キロ=が重賞初勝利。レース序盤は中団外めを追走していたが、向こう正面で一気にポジションを上げて2番手につけると、直線で早め先頭から押し切った。タイムは3分32秒0(良)。
直線で外から猛然と追い上げた大野拓弥騎手のファイアンクランツ(3番人気)=54キロ=が1馬身1/4差の2着、さらに1馬身3/4馬身差遅れた3着に荻野極騎手のブレイヴロッカー(11番人気)=56.5キロ=が入った。
スティンガーグラスは父キズナ、母ライフフォーセール、母の父Not For Saleという血統で、半姉に2018年阪神JF(GⅠ)など重賞を6勝したダノンファンタジー(父ディープインパクト)がいる。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で馬主はエムズレーシング。戦績は11戦6勝で重賞は初勝利。ダイヤモンドSは友道調教師が19年ユーキャンスマイルに次ぐ2勝目。ルメール騎手は07年トウカイトリック、18年フェイムゲームに次いで3勝目。
◆クリストフ・ルメール騎手(1着 スティンガーグラス)「いつも通りスタートが上手じゃない馬。外枠もあったし、すぐにコーナーで外々を回りたくなかったので、前半は馬にプレッシャーをかけず、後ろの方のポジションになりました。ペースがとても遅かったし(2周目の)向こう正面で動いていきました。それまでは馬があまり落ち着いていなかったのですが、ペースが上がったところで少しリラックスして走ってくれました。スタミナはたくさんもっているし、直線ではすごく頑張ってくれた。心臓が大きい馬です。もちろん3200メートルは大丈夫だし、右回りも何度か勝っている。天皇賞・春はいいチャレンジだと思います」