1月21日(水)の船橋11Rで行われた第52回ブルーバードカップ(3歳オープン、別定、JpnⅢ、ダート1800メートル、13頭立て、1着賞金=2400万円)は、戸崎圭太騎手のフィンガー(牡、美浦・田中博康厩舎)が好位から力強く抜け出して重賞初制覇。デビュー4戦目での初勝利からいきなりの重賞挑戦で堂々と1番人気に応え、4月29日に大井競馬場で行われる羽田盃(JpnⅠ、ダート1800メートル)の優先出走権を獲得した。タイムは1分55秒4(良)。
好位から早めに仕掛けて3コーナーで先頭に立ったカタリテ(3番人気)がしぶとく粘って1馬身1/2差の2着、さらに3馬身差の3着には中団から追い上げたチャーリー(2番人気)が入った。
ブルーバードカップを制したフィンガーは、父Gun Runner、母エスティロタレントーソ、母の父Maclean’s Musicという血統。北海道新ひだか町・高橋ファームの生産馬で、馬主はエムズレーシング。通算成績は5戦2勝(うち地方1戦1勝)。管理する田中博康調教師はブルーバードC初制覇、騎乗した戸崎圭太騎手は南関東所属時の2008年にキングサラディンで制しており18年ぶり2度目のVとなった。
◆戸崎圭太騎手(1着 フィンガー)「スタートを出てから速いほうなので、前で競馬をしようと思っていました。内側の馬も主張してきたので行かせて、馬のリズムを重視して乗せていただきました。前半が遅いなかで“走る気が凄いなあ”という手応えでしたが、向こう正面でリラックスしてくれましたし、比較的リズム良く行けたと思います。力を持っている馬なので、急なペースアップにも対応できました。2着続きで初勝利が遅くなってしまいましたが能力は感じていて、前走が本当に強い勝ち方をしてくれました。今回も重賞レースを勝つことができて、さらに楽しみになりました」
◆高杉騎手(カタリテ2着)「距離はこなしてくれた。まだ体が緩くて幼いところがあるので、これから良くなってくれると思う」
◆御神本訓騎手(チャーリー3着)「体の使い方が幼い部分があるし、瞬発力勝負になると少し分が悪いかな。距離は延びても大丈夫」
◆矢野貴騎手(ポッドフェスタ4着)「瞬発力勝負になるとJRA勢に分があるけど、この馬らしい競馬はできた」
◆西啓太騎手(バスクレヒオン5着)「切れる脚はないけど、バテないので距離は延びたほうが先々は良さそう」