ガールズGPを逃げ切った佐藤水菜が誇らしげに賞金ボードを掲げる。最強女王が輪史に輝く〝年間グランプリスラム〟を達成した(撮影・萩原悠久人) 平塚競輪「ガールズグランプリ2025」が29日、11Rで行われ、佐藤水菜(27)=神奈川・114期=がHS先行で押し切り2年ぶり2度目のGP制覇。V賞金1530万円(副賞含む)を手にして賞金女王に輝くとともに、同年のガールズ全4GIとGPを優勝する〝年間グランプリスラム〟を成し遂げた。2着に地元の尾崎睦、3着には久米詩が入った。
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レースは尾崎がSを取り前受け。梅川-久米-佐藤-坂口-山原-児玉の順で周回を重ねた。打鐘で梅川が先頭に立つとその上を山原、児玉が叩くが、さらに佐藤が出脚鋭くHS先行。2角から尾崎、梅川が仕掛けたのを見て加速し、力強く踏み直して振り切った。
◆佐藤水菜「今年の最後を締めくくるレースなので、納得いく走りをしようと決めていた。逃げ切りはうれしいかも。正直、一生懸命でレース内容ははっきり覚えていないけど、85点くらいじゃないですか。この優勝は先日引退した師匠の対馬太陽さんや、家族、関係者の皆さんに伝えたい。来年は経験値を積んでロサンゼルス五輪につなげられるように。競技でも競輪でも今年以上の成績を残せるように頑張りたい」
■佐藤 水菜(さとう・みな) 1998(平成10)年12月7日生まれ、27歳。神奈川県茅ヶ崎市出身。県立茅ケ崎高卒業後、114回生として2018年7月四日市でデビュー。ガールズグランプリ優勝は23年以来2度目で、史上初の〝年間グランプリスラム〟も達成した。特別レース制覇は16度目。24年パリ五輪出場、世界選手権女子ケイリンでは24、25年と2年連続で金メダルを獲得と自転車競技でも大活躍している。通算成績は308戦226勝、2着30回、3着19回。通算取得賞金は1億4837万2600円(29日現在)。163センチ、59キロ。血液型A。