ペラ坊のお札が舞う中、両手をあげる山口剛と守屋美穂(右)=ボートレース福岡(撮影・渋井君夫) 福岡ボートの「GⅡ第12回レディースチャレンジカップ」優勝戦が11月30日の11Rで争われ、守屋美穂(36)=岡山=が4コースまくりで2度目の大会制覇。12月26日開幕の大村PGⅠクイーンズクライマックス(QC)へ出場できる12人に入り、28日のトライアル1回戦での1号艇を決めた。
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攻めの姿勢を貫いた。大会最多7度目の優勝戦を4号艇で迎えた守屋が、豪快な4カドまくりを決めて快勝。2018年の第5回(芦屋)以来の大会2Vで、区切りの通算40V(うちGⅡ5V)を飾った。
「最近は全然、優勝できていなくて、調整も合っていなくて、いいレースができていなかったので、うれしいです。クイーンズクライマックスの(トライアル1回戦)1号艇なのも大きいと思うし、福岡での初優勝も含めて、いろんな意味でうれしい気持ちでいっぱいです」
戦前に女子賞金ランク1位は遠藤エミに確定。焦点となった〝もうひとつのQCトライアル1回戦1号艇〟をめぐり、同じく優出した3位の平高奈菜との直接対決を制して2位を堅持し、年末決戦初戦での大きなアドバンテージを得た。
「うねりが苦手で弱気な面を出さないように、メンタルで負けないようにと思って」と強い気持ちを秘めオープニングセレモニーで「〝自分に勝てるように〟一生懸命走ります」と誓った今節。「昨日もうねりに引っかかったし、たまたまだと思います」と振り返るが、同じ4枠=カドからうねりのためバランスを崩してまくり切れなかった5日目9Rを反省材料にまくり切った姿は、ファンを魅了したはずだ。
「年末の前に下関のGⅠとかもありますし、そこからしっかり走りたい。この流れを途切れさせないようにしたいです」。向上心は人一倍の岡山レディースの主力が、悲願のティアラ初戴冠へ突き進む。(小出大輔)
■守屋 美穂(もりや・みほ) 1989(平成1)年1月20日生まれ、36歳。岡山県出身。岡山支部。101期生として2007年11月に尼崎でデビュー(6着)。同期には片岡雅裕、篠崎仁志、桜本あゆみらがいる。GⅡレディースチャレンジカップは大会最多7度目の優出で2度目の優勝。今年5V、通算40V(うちGⅡ5V)。154センチ。血液型B。