ダイオライト記念を連覇したセラフィックコールとミルコ・デムーロ騎手=12日、船橋競馬場(撮影・菅原和彦) 3月12日(水)の船橋11Rで行われた第70回ダイオライト記念(JpnⅡ、4歳以上オープン、ダート・左2400メートル、13頭立て、1着賞金=4500万円)は、ミルコ・デムーロ騎手の2番人気セラフィックコール(牡5歳、栗東・寺島良厩舎)が昨年のダイオライト記念以来、1年ぶりの復活勝利で連覇を達成した。タイムは2分34秒7(重)。
メイショウフンジンとアウトレンジの先行争いで早くも馬群が縦長になる中、中団の位置につけると2週目の向こう正面半ば過ぎでロングスパートを開始。みるみるうちに前との差を詰めて、最後の直線では先に抜け出したグランブリッジ(3番人気)をゴール前でクビ差差し切った。
2着からさらに3馬身差遅れた3着に逃げたメイショウフンジン(6番人気)が粘り、1番人気に支持されたアウトレンジは6着に敗れた。
ダイオライト記念を勝ったセラフィックコールは、父ヘニーヒューズ、母シャンドランジュ、母の父マンハッタンカフェという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)キャロットファーム。通算成績は11戦7勝(うち地方4戦2勝)。重賞は2023年みやこS(GⅢ)、24年ダイオライト記念(JpnⅡ)に次いで3勝目。寺島良調教師は24年セラフィックコールに次いでダイオライト記念2勝目、M・デムーロ騎手は初勝利。
ゴール前でクビ差差し切りダイオライト記念を連覇したセラフィックコール=12日、船橋競馬場(撮影・菅原和彦)◆M・デムーロ騎手(1着 セラフィックコール)「(先頭とは離れての追走となったが)馬の気持ちが一番大事なので、一年ぶりに乗りましたが先週の追い切りも良かったし、ちょっと離れていて馬もズブさを見せていましたけど、脚があると信じていました。3~4コーナーのところで上がっていって、直線に向いても馬が頑張ってくれました。(向正面から追いどおしだったが)馬の能力が高いですから、競馬はしんどいですけど、馬も負けたくないから強さを見せてくれたと思います」
◆新谷功一調教師(2着 グランブリッジ)「最高のレースだったし、ポジションの取り方も良かった。最後は距離適性の差かな」
◆酒井学騎手(3着 メイショウフンジン)「二の脚がつかなかったけど、行き切ればしぶといのでハナに行った。ブリンカーの効果も感じたし、最後もよく辛抱してくれた」
◆吉原寛人騎手(4着 ディクテオン)「馬場に脚を取られたので良馬場の方がいい。距離も少し長かったかな」
◆笹川翼騎手(5着 キリンジ)「自分のリズムで走れて、悪い内容ではなかった。ただ、乾いた馬場の方がよさそう」