平和賞を制したウィルオレオール=船橋競馬場(撮影・大貫師男) 石川倭騎乗で1番人気のウィルオレオール(北海道)が、2歳王国でもまれた実力を示した。道中は先行集団を見ながら5番手を追走。4コーナーで外に持ち出すとじわじわと伸び、粘るガバナビリティーをクビだけ捕らえた。タイム1分44秒6(重)。同馬は全日本2歳優駿(12月11日、川崎、JpnⅠ、ダ1600メートル)の優先出走権を獲得。管理する小国博行調教師は2022年プルタオルネ以来の平和賞制覇で、ホッカイドウ勢の3連勝となった。
■ウィルオレオール 父レッドベルジュール、母カゼノボレロ、母の父フサイチコンコルド。鹿毛の牡2歳。ホッカイドウ・小国博行厩舎所属。青森県横浜町・風ノ丘ファームの生産馬で、馬主は前田良平氏。戦績6戦3勝(うち中央1戦0勝)。獲得賞金2520万円(うち中央160万円)。重賞は初勝利。平和賞は小国博行調教師が2022年プルタオルネに次ぐ2勝目、石川倭騎手は初勝利。
◆石川倭騎手(ウィルオレオール1着)「ひとつ内の枠に人気馬がいたので、その周辺で競馬できればと思っていた。初コースで少し気は乗っていたけど、左回りの調教を十分やってきたので大丈夫だった」
◆小国博調教師(同)「学習能力があるし、もう少し長い距離でも大丈夫。次走はオーナーとの相談次第だけど、使えれば全日本2歳優駿へ」
◆笠野雄騎手(ガバナビリティー2着)「道中の感じも、反応も良かった。押し切れると思ったけど、相手がもうひと伸びした。悔しいね」
◆笹川翼騎手(プレミアムハンド3着)「競馬がうまかったし、ギアが入れば伸び切ってくれる。距離が延びていいと思うので、来年に向けて成長してくれれば」
◆本田重騎手(アッカーマン4着)「内の馬が速かったので折り合い重視で乗ったけど、最後は甘くなった。もう少し落ち着きが欲しい」
◆御神本訓騎手(オニアシ5着)「枠も良かったし、状態も上がっている感じだった。距離はマイルまでかな」