JRA勢の中心はドンフランキーだ。昨年のクラスターCで2着に逃げ粘り、続く東京盃では1分10秒0のレコードで快勝した快速馬。前走のドバイゴールデンシャヒーンは勝ち馬に離されたものの、しぶとく逃げ粘って2着と世界でも通用するスピード能力を示した。海外帰りだが、7月31日には栗東CWコースで6ハロン85秒9、3ハロン36秒7─11秒2と、長めから併せて好タイムをマーク。約4カ月半ぶりの実戦を前に仕上がりは上々だ。その実力を見せつけて昨年のリベンジを果たす。
今年の東京スプリントで2着のクロジシジョーも侮れない。出遅れて後手に回ったものの、道中は内々をロスなく立ち回って0秒4差まで迫る末脚を見せた。盛岡は初めてだが、左回りは【2・0・3・1】と相性が良く、五分のスタートで立ち回れれば初タイトルに手が届いても不思議はない。
コスタノヴァダートで6戦5勝2着1回と底を見せていないコスタノヴァも侮れない。スタートに課題を残すが、1400メートルの前走はスッと好位に取りつくと、力強く脚を伸ばして1馬身1/4差で快勝。今年の根岸S勝ち馬エンペラーワケアを撃破し、3着以下はさらに5馬身後方と重賞でも通用する能力を示した。そのレース内容から初の1200メートルでも対応できるスピードがあり、勢いに乗っている今なら楽しみは大きい。
ダート1200メートルのオープンを連勝中のジレトールも心身ともに充実している。母はチャンピオンズCなど重賞6勝を挙げたサンビスタで、血統的にも伸びしろは大きい。初めての地方遠征でも要注意だ。
ジレトール地方馬では、兵庫ゴールドトロフィー3着の実績があるホッカイドウ所属のスペシャルエックスに注目したい。昨年のクラスターCは7着に敗れたが、当時よりパワーアップしている今年は前年以上の走りが期待できそうだ。岩手所属のキモンリッキーは前走の岩鷲賞で2着。地元の利を生かして上位をうかがう。