最有力馬はJRAのドンフランキーだ。昨年の2着馬で、その後の東京盃で重賞2勝目を挙げ、今年はドバイゴールデンシャヒーンで2着と、海外でも健闘の走りを見せた。昨年は勝ったリメイクが強かったが、盛岡コースへの適性は十分に示した走りだった。7月に入ってから栗東トレセンでコンスタントに調教を重ねており、久々でも臨戦態勢は整いそう。今年こそVを決めたい。
未知の魅力を備えているのは、出走すれば今回が重賞初挑戦となるコスタノヴァだ。ダートでは6戦5勝2着1回、現在3連勝と勢いに乗っている。前走の欅Sは出遅れたものの楽に先頭集団に取り付き、残り300メートルの地点で先頭。1番人気のエンペラーワケアには1馬身1/4の差だったが、3着馬はさらに5馬身離れており、充実ぶりを示す勝利だったといえる。1200メートルの経験はないが、前走で1400メートルを克服しており、それほど心配することはなさそう。ニューヒーローがここで誕生するか。
クロジシジョーは前走の東京スプリントで2着と好走。大井で結果を出し、地方の馬場への適性を示した。芝、ダートを合わせて15戦連続で1200メートル戦を使われており、今回は最適の舞台といっていい。重賞初制覇の好機といっていい。
地方勢の中心はプライルード。3歳時に大井で1200メートルの重賞を連勝するなど、そのスピードは今回の舞台で生きそうだ。近走は少しムラのある走りなので、スムーズな競馬ができるかが好走の鍵となる。ホッカイドウ競馬のスペシャルエックスは、1200メートルならば安定していい走りを見せている。昨年のこのレースは7着。久々の左回りに戸惑っていた印象だったし、大外枠もこたえた。それでも2番手を追走したようにスピードは通用するものがあり、うまくレースを組み立てることができれば、上位に食い込んで不思議ではない。