兵庫女王盃を制したライオットガール=園田競馬場(撮影・沢野貴信) 大井競馬で開催されていたTCK女王盃を引き継ぐ形で装いを新たにした「第1回兵庫女王盃」(JpnⅢ)が4日、園田競馬場でフルゲート12頭で争われ、JRA所属で3番人気のライオットガール(4歳、栗東・中村厩舎)が逃げ切り、重賞3勝目をゲット。同時に初代女王の座に就いた。2着には長く脚を使って追い上げたアーテルアストレア(JRA)。1番人気のサーマルソアリング(JRA)は追い比べで後れを取って3着に終わった。
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記念すべき第1回の勝ち馬に名を刻んだのは、兵庫が生んだスタージョッキーの息子、岩田望来騎手が手綱を取ったライオットガールだった。「地元の騎手に内が有利と聞いていました。初めての逃げでしたが、リズムよく運べました」と鞍上が話したように、内から行く構えを見せたヴィブラフォンを制してハナへ。2周目の向こう正面で、後方にいたアーテルアストレアが早めに動いてペースアップ。「3コーナーからペースが上がったときに、スムーズに移行できました。この分なら大丈夫と思いました」と、その時点で勝利を確信。直線入り口で後続を引き離し、あとはセーフティーリードを保ったままVゴールを駆け抜けた。
岩田望騎手は「父(同じJRAの岩田康誠騎手)の地元で勝ててうれしいです。まだま強くなる馬だと思います」と、園田で初めて重賞勝ちした喜びをかみしめていた。
◆中村調教師「乗りやすいのが強み。(前がよく残っていた)馬場的にも、うまく逃げられましたね。馬の状態を見てからですが、次は川崎のエンプレス杯(5月8日・JpnⅡ、2100メートル)を予定しています。折り合いがつくので、距離が延びても大丈夫でしょう」
◆菱田騎手(アーテルアストレア2着)状態はよかったですが、右回りが得意ではなく、3、4コーナーでスピードに乗り切れなかったです」
◆西村淳騎手(サーマルソアリング3着)「広いコースで伸び伸び走らせたほうがいいですね。勝ち馬も強かったです」
表彰式で記念撮影する岩田望来騎手と中村直也調教師=園田競馬場(撮影・沢野貴信)兵庫女王盃を勝ったライオットガールは、父シニスターミニスター、母マリアビスティー、母の父ハーツクライという血統。北海道浦河町・ヒダカフアームの生産馬で、馬主は(有)ヒダカファーム。通算成績は14戦6勝(うち地方5戦2勝)。重賞は2023年レパードS(GⅢ)、クイーン賞(JpnⅢ)に次いで3勝目。