下関ボートのプレミアムGⅠ「第10回ヤングダービー」は20日がシリーズ2日目。
自らを鼓舞して突き進む。今年のトップルーキーの一人、安河内健(佐賀)は初日3着発進。3号艇の初日4Rはまくり差しが不発も、道中で先行する竹田を追い詰めて気配の良さを示した。
「ペラが反応して、自分の好きな出足と行き足がしっかりしている。いい調整ができています」
今年は2月の九州地区選手権(若松)で節間2勝。5月のオールスター(芦屋)でSG初出場を果たすなど、レベルアップを示してきた。ヤングダービーはこれまでF3や事故率超過などで縁がなかったが、28歳にして初出場を決めた。
「最近はリズムが悪くて結果が伴っていないので、気合を入れ直してきた。年齢制限のある大会なので、出られるうちに爪痕を残したい」
先月、122期同期の木村颯さんが交通事故で急死(享年25)した。木村さんの地元、下関開催の今大会には安河内ら同期5人(原田才一郎、中亮太、畑田汰一、中村日向)が出場。「同期は仲が良かったのでショックでした。122期のメンバーが優勝できればいいと思う。キム(木村さん)も見ていると思うので、恥じないレースをして僕も頑張ります」と奮闘を誓う。
亡き盟友に捧げる勝利、そして優勝を目指して、3、11Rでもスピード全開の走りを見せつける。(佐野友記)