セラフィックコールは早めに動いて最後も後続を突き放し、無傷の4連勝でオープン入りを決めた=阪神競馬場(撮影・河田一成) (JRAアニバーサリーステークス、2023年9月18日 15:35、3勝クラス(1600万下)、阪神11R、ダート・右1800m)
18日阪神11RのJRAアニバーサリーステークス(3勝クラス、ダート1800メートル)は、1番人気のセラフィックコール(栗東・寺島良厩舎、牡3歳)が無傷の4連勝でオープン入りを決めた。序盤は後方を追走。向こう正面から徐々に進出して勢い十分に4コーナーを回ると、メンバー最速タイとなる上がり3ハロン37秒4の末脚で3馬身半突き抜けた。タイム1分52秒4(良)。
◆ミルコ・デムーロ騎手(1着 セラフィックコール)「めちゃくちゃ強かったね。道中は後ろになりすぎて心配していたけど、早めに追いだしたら追いかける脚が速すぎて早めに先頭に立ってしまった。すごく能力は高いし、この馬場も全然良かった」
◆寺島良調教師(同)「こういうパサパサの馬場はどうかと思っていたけど、ミルコは『こっちのほうがいいくらい』と言っていた。早めに抜け出したぶんフワフワしていたけど、最後まで走り切ってくれた。いい競馬だったと思います」