4月のアーリントンCでオオバンブルマイに騎乗し勝利に導いた武豊騎手 アーリントンCを勝ち、NHKマイルCで3着になったオオバンブルマイ(栗・吉村、牡3)は、始動戦で予定していた富士S(10月21日、東京、GⅡ、芝1600メートル)を見送り、武豊騎手とのコンビでオーストラリアに遠征することが18日、分かった。
参戦するのはザ・ゴールデンイーグル(11月4日、ローズヒルガーデンズ、重賞未格付け、芝1500メートル)。1着賞金525万豪ドル(約5億円)で2023年世界高額賞金ランキング6位のレースだ。吉村調教師は「3歳限定で今年しかチャンスがないということとローズヒルガーデンズでリアルインパクトやトゥザワールドが結果を残しており、日本の馬も対応していることなど総合的に判断して決めました」と経緯を説明した。
オオバンブルマイは17日に栗東トレセンに帰厩。「体は大きくなっています。馬体重は450キロぐらい(前走426キロ)。背腰もしっかりしてきましたね」と夏を越しての成長を伝えた。
今後は10月2日に中山競馬場の検疫厩舎に入り、16日に成田空港から出国する予定。